31/07/2026
【ガスパール・ブロシェ】
ガスパール・ブロシェは、シャンパーニュ地方モンターニュ・ド・ランス地区1級畑エキュイユ村のワイナリーです。1721年から畑を所有し、1943年よりRMとして醸造を行っています。父の代は「ヴァンサン・ブロシェ」名義でリリースしていましたが、2017年から「ガスパール・ブロシェ」を展開し、2022年には完全にこの名義に一本化しました。
シャンパーニュ造りではナチュラルさとテロワールの表現を目指し、ビオロジックやビオディナミ手法を導入。天然酵母による発酵を行い、補糖・補酸や清澄・濾過は基本的に行いません。グラヴィティ・フローを採用したセラーで果汁を丁寧に扱い、ウイヤージュは控えめにする一方、積極的なバトナージュで酸化熟成や澱由来の旨味を引き出します。また、キュヴェにより産膜酵母を利用したり、瓶内熟成より樽熟成の時間を長く取ったりする点も特徴です。
所有畑は約3ha(エキュイユ、サシー、ヴィレール・オー・ヌー)で、銘醸地「モン・ブノワ」の区画も所有。世界的な人気を誇りリリース即完売となる生産者で、名義一本化により年間生産量は約2万5000本に増加しています。
○333f /トロワソントロントワ・エフ ロゼ エクストラ・ブリュット
2021 年が記録的な不作であったため、333fは前年までと異なるスタイルでの醸造となって います。ブドウは 2020 年と 2022 年度産を使⽤。品種はピノ・ノワールを 100%使⽤し、ブラン・ド・ノワールと なっています。8,717 本⽣産。
○333f /トロワソントロントワ・エフ ロゼ エクストラ・ブリュット
333 シリーズは、⻑らくブランのみのリリースでしたが、2025 年デゴルジュマンのものより、ロゼシャンパーニ ュのリリースが始まりました。ブラン同様に、ロゼも⼀級格付けの 3 つの村(Ecueil、Sacy、Villers aux Noeuds)、 品種は 2022 年産のピノ・ノワールを 100%使⽤。6,333 本⽣産。
○ヴァンサン・ブロシェ シャンパーニュ・ミレジム 2015 ブリュット・ナチュール
こちらの 2015 年はヴァンサン・ブロシェとしては最後のヴィ ンテージシャンパーニュ。
ヴァンサン・ブロシェのシャンパーニュは、ガスパール・ブロシェとは異なりステンレスタンクでの発酵熟成と⻑期間の瓶内熟成期間が特徴。ピノ・ノワール 70%、シャルドネ 30%。⽣産量 2,014 本。