28/07/2026
おじいちゃんのこと
よく父が「俺が古酒を貯め始めた時おやじが『やってみたらいい』と言ってくれた」と言っていました。
私の祖父(邦次・くにじ)は体が弱くて小学校しか出ていないそうですが、神童と呼ばれていたそうです(本当かどうかは不明(^^;)とにかく字が綺麗な人でした。明治40年代に生まれて、酒蔵を継いだものの、戦争が終わりかけのころ兵隊に行くことになりました。海軍さんの2等兵でした。
祖父はお酒が大好きで、酔うとたまに戦争体験を話してくれました。シンガポールから5隻の大きな船で日本へ帰ってくる途中で4隻は沈められてしまったこと。自分は2等兵で船の1番下のすごく暑いところにいて辛かったこと。でも4隻沈められて仲間がたくさん亡くなったことなどを、酔いながら涙を浮かべて話してくれたのを小さいながら記憶しています。
あまりに何度も同じ話をするので、おばあちゃんに「くどい」と怒られてました(^^;
戦争から帰ってくることができたのは幸いでしたが、戦地で病気にかかり(カリエスと聞いてます)片方の足の膝関節が一生曲がりませんでした。
このように祖父が病気がちだったことや体が不自由だったこともあり、父は農大卒業後すぐに岐阜に戻って家業を継いだんです。父は、だんだん落ちてゆく日本酒の需要をどうにかしようと「熟成」というその当時には無謀と言われたことをし始めたのですが、若い息子の挑戦に何もうるさく言わず「やってみたらいい」と言った祖父もすごいなぁと思います。
さて、祖父は片方の膝が曲がらなかったけれど、バイクに乗っていました。スーパーカブみたいなバイクでしたが、バイク屋さんに頼んで曲がらない足を乗っける足置き場を作ってもらって、片方の足は伸ばしたまま乗ってました。
癌を3回しましたが、全て治って、毎晩「あ〜お腹いっぱい!」とお酒もたらふく飲んでました。なので私は「腹8分目が健康の秘訣」というのは、小さい頃には嘘だと思っていました(≧∀≦)
なぜか祖父は若い頃とてもイケメンで、彫りが深い顔立ちでした。なぜ父や私がサル顔になったのかは不明です(≧∀≦)
とにかく、ご先祖様に感謝するお盆が今年もやってきますね^^合掌🙏