ヴィノスやまざき Vinos Yamazaki

ヴィノスやまざき Vinos Yamazaki "Wines for everyone." Vinos Yamazaki provides total life style with wine to all consumers by providing great quality wines.

We are committed to providing everyday wines with passion and hospitality not only for wine lovers, but for people without any knowledge about wines. Vinos Yamazaki is also the organization of devoted wine educators for all customers. We give wine seminars monthly-basis to help understand that wine is fun to drink. Occasionally we invite wine producers from oversea and hold several events to bring

producers, staffs, and customers all together. We continuously provide great wines with best conditions.

”ワインをすべての人々に”

ヴィノスやまざきは皆様に最高のワインをお届けしながら、ワインのあるライフスタイルをご提案しております。私たちは情熱とホスピタリティで、ワイン好きの方だけでなくワインを知らない方々にも徹底したサービスをご提供します。

ヴィノスやまざきはワインに深い知識と情熱を持ったスタッフ達が皆様へサービスいたします。ワインをより多くの方に身近に感じていただくために、ヴィノスやまざき店舗では毎月ワインセミナーを実施。また、海外からもワインの生産者を招き、たくさんのワインイベントを開催。生産者とお客様の架け橋となり、これからもヴィノスやまざきは最高のワインを最高のコンディションでお届けしてまいります。

【ボルドー?ナパヴァレー?いえ、私の最高峰の白ワインはカーメル・ヴァレー】白ワインを樽熟成すると、リンゴ酸が乳酸に変わり、すっきりとした味わいから柔らかくクリーミーで旨みのあるワインに変化します。ですので、”高級”と言われる白ワインには、樽...
23/06/2025

【ボルドー?ナパヴァレー?いえ、私の最高峰の白ワインはカーメル・ヴァレー】

白ワインを樽熟成すると、リンゴ酸が乳酸に変わり、すっきりとした味わいから柔らかくクリーミーで旨みのあるワインに変化します。
ですので、”高級”と言われる白ワインには、樽で熟成しているものが多く存在するのです。

そんな高級な白ワインは、「シャルドネ」から造られるとイメージされる方が多いかもしれません。
ヴィノスやまざきも30年前に、ブルゴーニュに負けないと言われた、南仏ラングドック・ルーション地方の蔵元グールガゾー、ペノティエのシャルドネを見つけ直輸入しました。

でも、高級白ワインは「シャルドネ」だけではありません。
ワイン通が愛してきた白ワイン品種…そう、「ソーヴィニヨン・ブラン」があるのです。

ボルドー格付け1級、シャトー・オー・ブリオンをはじめとするボルドーのシャトーで造られる白ワインは、ソーヴィニヨン・ブランにセミヨンを加えて造ります。
また、ナパ・ヴァレーでもワイン通が食事に合わせるのはソーヴィニヨン・ブランが多いとか。

ある有名映画で、食通のヒロインが「私が好きなワインはソーヴィニヨン・ブラン」と言ったことで、ソーヴィニヨン・ブラン人気が、じわじわとワイン通の間に広がってきたのではないかと思います。 

30年以上に渡り蔵元直送ワインを選んできた私・種本は、好きなワインを聞かれると「どんなワインも大好きです。」と答えるようにしていますが、ここでカミングアウトしますと…白ワインは樽のかかっているソーヴィニヨン・ブランが大好きです。

シャルドネが華やかなハリウッド女優だとすると、ソーヴィニヨン・ブランは料理を引き立てる名脇役、清楚でいて、しっかりしていて、凛としているけど、優しい(柔らかい)知性的な大人の女性のイメージなのです。

さらに、最高級レベルのものは、飲んでいると、旨みがぐんぐんと押し寄せてきて、余韻が長い・・・

そんな、私の人生の中で最高峰だと感じたソーヴィニヨン・ブランは、ボルドーの格付けではありません。
また、ナパ・ヴァレーの何万円、何十万円もするワインでもありません。

それは…
⇒ブログに続く

ハリウッドスターも自家用機で買い付けるらしい… 生産者との想いを繋ぐ、蔵直ワイン専門店 ヴィノスやまざき。

【暑い夏には、匠が造る情熱ワインを!】6月上旬に買付隊は、蔵直ワインの原点・フランスの蔵元を訪問しました。先週帰国したばかりで興奮冷めやらぬ中、買付隊の福井が、最新の買付情報をお届けします!買付隊長の種本が南フランスの蔵元を訪れ、お客様に喜...
21/06/2025

【暑い夏には、匠が造る情熱ワインを!】

6月上旬に買付隊は、蔵直ワインの原点・フランスの蔵元を訪問しました。
先週帰国したばかりで興奮冷めやらぬ中、買付隊の福井が、最新の買付情報をお届けします!

買付隊長の種本が南フランスの蔵元を訪れ、お客様に喜んでいただける美味しいワインを一軒ずつ自らの足で探し出し、輸入したところから始まった「蔵直」ワイン。
直輸入を開始して今年で31年目になりますが、今もなお買付隊が足を運び、確かなワインを買い付ける、というスタンスを変えずに取り組んでいます。

長年パートナーとして取り組んできた蔵元とも、時には意見の衝突などもありましたが、両者でお客様の声に耳を傾け、会話を重ねることで、品質は年々向上。
多くのお客様に愛されるロングセラーのワインへと成長しています。

今回の訪問では、たくさんの蔵元と話をしましたが、ワインの魅力・美味しさはもちろんですが、その人柄にも感動し、「ワインは人」なんだ!と改めて実感しました。

ほんの一部になりますが、ヴィノスやまざきのパートナーをご紹介します!

まずは、長年のパートナーであるフランス・ボルドーのシャトー・ムーラン・オーラロックの当主トーマさん。

ボルドーの蔵元シャトー・ムーラン・オーラロックの当主トーマ氏
ムーラン・オーラロックは、漫画「神の雫」や星付きレストランの推薦、ワイン評価誌などでご存知の方も多い、ボルドーの名門シャトー。
ですが、価格がどんどん跳ね上がっていくネゴシアン(新酒を買い取り、熟成させてから高値で販売するワイン商)を通じて取引するボルドーの商習慣に疑問を持ち、お客様の顔が見える商売をするという、先代のエルヴェさんの想いを受け継ぎ、現在は二代目のトーマさんが丁寧なワイン造りを行っています。

畑に行ってみると、ぶどうの花が咲いていました。
この花が終わると、果実が徐々に膨らんできます。

飲み頃になってから譲ってくださるムーラン・オーラロックなので、2025年ヴィンテージに出会えるのは10年前後かかると思いますが、畑でこの花とぶどうから出来たワインに想いを馳せてしまいました。

ムーラン・オーラロックの畑で花が咲いていました
愚直にぶどう造り、ワイン造りを行っているムーラン・オーラロック。
畑の管理には徹底的に気を配っているほか、農薬の使用も最小限に抑えています。
平均樹齢が65〜70年の古木も多くあるので、ぶどうはすべて手摘みで行っているそうです。

特にマルベックは、なんと樹齢120年という貴重なものを少量使用。古木のぶどうだからこその、深みと奥行きが加わるんですね。
⇒ブログに続く

生産者との想いを繋ぐ、蔵直ワイン専門店 ヴィノスやまざき。

【蒸し暑い夏には…ワイン通も納得の美味しいチャコリを!】毎年買付け隊が訪問している、ボジョレー地方やブルゴーニュ、ボルドー、フランスの銘醸地。その度に少し足を延ばして行ってみたいと思いながら、なかなか叶わなかったのが、バスク地方の美食の街、...
17/06/2025

【蒸し暑い夏には…ワイン通も納得の美味しいチャコリを!】

毎年買付け隊が訪問している、ボジョレー地方やブルゴーニュ、ボルドー、フランスの銘醸地。
その度に少し足を延ばして行ってみたいと思いながら、なかなか叶わなかったのが、バスク地方の美食の街、サン・セバスチャン。

スペインのバルセロナやマドリッドまで移動した後、国内線で反対側の海沿いサン・セバスチャンの最寄りの空港ビルバオまで行き、そこから車で移動となるとだいぶ遠く諦めていました…

が、ある時気付いたのです!
フランス・ブルゴーニュに近い都市リヨンからフランス・バスク地方の玄関口ビアリッツには国内線ですぐ。そして、そこからスペイン国境を渡っても、サンセバスチャンまで、なんと車で30分!
この行き方を見つけて、念願のサン・セバスチャンに行ってきました。

星付きのレストランも多い海辺の街ですが、特に行ってみたかったのは、バルの集まる横丁。
小さなバルが、生ハム、ピンチョス、スペインオムレツ…美味しいタパスを競い合っているんです。

一皿食べたら隣の店に、隣の店で買ったワインを手にして、また隣のバルへ。
そんな横丁そのものが、リアルテーマパークのような街、そこには、気楽にワインを楽しんでいるたくさんの地元の人や観光客がいました。

どの店でも皆が楽しんでいたのが、「チャコリ」。
通常のワインと違い、グラスより2~30センチ上(時にはもっと高くから)微発砲のワインを思い切り注ぎます。

勿論グラスからこぼれてもお構いなし。
皆が笑顔で飲んでいるチャコリ文化を日本に広めたい!
そんな想いで、地元の方からおすすめの蔵元を何件か訪問してきました。

早速、様々なチャコリの蔵元を訪問するも、お客様に満足いただける品質のチャコリが見つけられず途方にくれることに・・・

しかし、最後まであきらめず、山奥へと車を走らせました!

サン・セバスチャンの山奥のワイナリー
そこで出会ったのがバサ・ローレ。
チャコリでも最も古い蔵元の1つで、1930年からぶどう栽培を始めた家族経営の蔵元です。現在は4代目のジョンさんがワイン造りを行なっています。

ジョンさんが造るチャコリは、何と言っても、圧倒的に美味しかった。
キレがよくフレッシュなのに、口の中にはフルーティな美味しさが!

その秘密は葡萄にありました。
→続きはブログで

生産者との想いを繋ぐ、蔵直ワイン専門店 ヴィノスやまざき。

【数万円のグランヴァン・ラバーが納得のイタリアワインとは…】先日、ワイン歴40年になろうとしている屈指のワインマニアの友人と、久しぶりにイタリアワインの試飲をしました。彼のワインマニアぶりは半端ではない。ピノノワールをこよなく愛し、ボルドー...
03/06/2025

【数万円のグランヴァン・ラバーが納得のイタリアワインとは…】

先日、ワイン歴40年になろうとしている屈指のワインマニアの友人と、久しぶりにイタリアワインの試飲をしました。

彼のワインマニアぶりは半端ではない。
ピノノワールをこよなく愛し、ボルドーやブルゴーニュの数万円のグランヴァンを飲むために、家計を節約する程の高級ワイン好き。

一方の私は、産地や格付けは関係なく、初心者の方が飲んでも、飲みやすいワインこそ本物、という主義。

真逆なようですが、一周回って、超マニアが選ぶワインと、初心者派の私とは、何故か選ぶワインが一緒なのです。

だからこそ、私達がティスティングする時は、いつもブラインド・ティスティング。
銘柄を伏せて、真剣にティスティングをするのです。

久しぶりにいろいろなワインを試飲して、いろいろなコメントを書きながらディスカッションしていた時に、あるワインを口に含んだ瞬間、目を合わせて言葉を失い、お互いに目で合図しながら頷きました。

これだ!

本当に美味しいワインを試飲した時は、最初は言葉が出ないのです。

凄い。本当に美味しい!

濃厚でいて、赤や黒に近い、たとえばプラムとかダークチェリーのような果実味に合わせて、ヴァニラとスパイシーな風味が心地よく口の中に広がる...
おそらく、かなり良質なフレンチオーク(樽)の新樽で熟成しているのでしょう。

美味しい、まったく雑味がない…
「ボルドーの格付けグランヴァン、それもかなり上のクラス」
と試飲メモに書きました!

しかし、このワイン、ボルドーのワインではなかったのです。
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【高級ホテルのソムリエも一目惚れのナパワイン】大手ワイナリーのティスティングルームがずらりと並び、「大人のテーマパーク」と呼ばれるほど、有名なワイン産地となったナパ・ヴァレー。1979年フランスで行われたパリティスティングで、ナパのワインが...
11/05/2025

【高級ホテルのソムリエも一目惚れのナパワイン】

大手ワイナリーのティスティングルームがずらりと並び、「大人のテーマパーク」と呼ばれるほど、有名なワイン産地となったナパ・ヴァレー。

1979年フランスで行われたパリティスティングで、ナパのワインがボルドーの格付けワインに勝ったという、歴史に残る「パリ ティスティング」から、ナパのワインの品質はぐんぐん向上し、昨今のナパ・ヴァレー プレミアム オークションには、世界のセレブがワインを樽で入手しに来るほど人気となりました。
   
そんな中、ヴィノスやまざきと長年のパイプを持つ、小さなクラフトワイナリー、ウォーターストーンのワインもオークションで高値がつけられ、人気のワインに仲間入り。
ですが、ウォーターストーンはオークションに出すために造った素晴らしいワインを、オークション価格ではなく私達に譲って下さるので、、ウォーターストーンの造るプレミアムワインは、日本でも人気ワインとなりました。

そんな、彼らの自信作は、スタジオ・レッド。
このワインは、超有名ワイナリーで醸造経験を持ち、最優秀女性醸造家賞を受賞経験のあるローリーフックが、複数の葡萄をブレンドして造ったプレミアムワイン。

2016年は大変気候に恵まれた年、そんな年の葡萄を、品種ごとに違うヴィンヤードのものを使用し、多様な葡萄品種がたっぷりの果実味に加え、複雑さも醸し出し、高級感あふれるワインとなりました。
さらにフレンチオーク樽で27カ月熟成するというこだわり。

さらに1万円を大きく切る、手頃な価格なワインなので年々人気が高まり、しばらく店頭では見かけなくなっていました。

実は、このワインを一目惚れするくらい気に入っていただいた、日本を代表する高級ホテルのソムリエの方が、
「これ、あの有名なカルトワインより旨いんだよ。」
とかなりの量をお使い下さり、前回入荷のスタジオレッド2016は完売していました。

が、昨年カリフォルニアワインの買い付け隊が、現地で大切に保管していた2016年のスタジオレッドを交渉して、買い付けてきてくれたのです。
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【大反対したナパ・ヴァレー究極のワイン、ついに入荷】ナパ・ヴァレーで素晴らしいワインを造っているウォーターストーン・ワイナリー。主宰のブレントは長年ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズの主要メンバーとして、ナパワインを世界に広めてきた立役者です。...
10/05/2025

【大反対したナパ・ヴァレー究極のワイン、ついに入荷】

ナパ・ヴァレーで素晴らしいワインを造っているウォーターストーン・ワイナリー。
主宰のブレントは長年ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズの主要メンバーとして、ナパワインを世界に広めてきた立役者です。

そしてワインメーカーのローリーフックは、かつて超有名大手ワイナリーで醸造を務め、伝説の女性ワインメーカーとして有名な人。

そんな二人は、派手なティスティングルームも持たず、醸造設備は借りて、とにかく究極に美味しいナパヴァレーのワインを、手頃な価格で造ることを目標にしていました。
高品質で、数万円、数十万円のワイン以上の高い評価を受けるも、手頃な価格で
ワインを提供してくれ、日本でも大人気のワイナリーです。
    

そんなウォーターストーンのブレントとローリーが10年前、
「目標としている超有名ワイナリーCのワインをオマージュしてワインを造りたい。
彼らの使っている葡萄も、醸造方法も熟成方法もすべて学んだ。
だから、このワインを『プロジェクトC』として、売ってほしい。」
と、ブレントから話がありました。

しかし、私は反対でした。

確かに「C」というワインは有名ワインだけれど、「C」をオマージュする必要があるのだろうか?
私からしたら、ウォーターストーンのステディ・イン・ブルー(ナパヴァレーオークションにも過去出品されたワイン)も素晴らしいし、何も有名ワインの真似をしなくても…。

しかし、そんな「プロジェクトC」の2022が入荷したと言うのです。
買い付けたのは、昨年、カリフォルニアに買い付けに行った買付隊・福井。

「私は反対したよね。なぜ発注したの?」
と、いつものような親子喧嘩が始まりました。
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【ローマ教皇も訪れた、カトリック修道院が造る聖なるワイン】新ローマ教皇の誕生、お祝い申し上げます。カトリック教会の方々だけでなく、平和を願う世界中の人たちが、コンクラーベ(教皇を決める選挙)の結果を待っていたことでしょう。ヴィノスやまざきも...
10/05/2025

【ローマ教皇も訪れた、カトリック修道院が造る聖なるワイン】

新ローマ教皇の誕生、お祝い申し上げます。
カトリック教会の方々だけでなく、平和を願う世界中の人たちが、コンクラーベ(教皇を決める選挙)の結果を待っていたことでしょう。

ヴィノスやまざきも、新教皇の誕生に注目しておりました。
と言いますのも、過去の教皇が巡礼に訪れたこともある、フランス・カンヌ沖にある男子修道院の造る聖なるワインを扱っているからです。

その修道院は、映画で有名なフランス・プロヴァンス地方のカンヌから、フェリーで20分、地中海に浮かぶ小さな島「サントノラ島」に西暦410年から存在する、「アベイ・ド・レランス」という修道院。

「神のために労働を捧げる」という、彼らの信仰の証として、修道士たちは、睡眠・食事・祈りの時間以外は勤労に励んでいます。その中の一つにぶどう栽培・ワイン醸造があり、完全有機栽培で常にぶどうの手入れをしているのです。」

元々は門外不出のワインでしたが、1991年ヴィノスやまざきの本店のある静岡市とカンヌ市が姉妹都市になったことから、この修道院を訪問させて頂きました。

修道院まわりの散歩道や観光客用レストラン、そして礼拝堂には一般の方も入ることが出来るのですが、修道院の中にはなかなか一般の人は入ることが出来ません。
また男子修道院ですので、日本人の一般女性としては、初めて中に入れて頂いたと聞いています。

その時に、入口には、この修道院を巡礼した人がサインする芳名帳があり、
「どこような方が、ここに芳名されているのですか?」
と伺ったところ、カトリック関連の巡礼者がほとんどで、その中には、なんと歴代のローマ教皇のサインもありました。

きっとローマ教皇もこの修道院を訪れ、そして修道士のワインをお召し上がりになったことでしょう。

丁寧に育てたぶどうから造ったワインのお味は、ビジネスのためではなく、信仰の証として神に捧げるもので、本当に素晴らしいです。

たとえば、白ワインを造る時に、一般的には全く絞らないフリーランジュースと、プレスしたジュースを混ぜて発酵するのですが、この修道院では巡礼された方にお出しするために、フリーランジュースだけでワインを造っているのです。

そうして出来た白ワインの一つ、地場品種クレレットとフレンチオークの木樽で熟成したシャルドネから造られた「キュヴェ・サンピエール」。
柑橘類の果実や蜂蜜の香りをもち、アロマティックで力強い味わいを楽しめます。
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【ボルドーワインの最高峰を超える、別次元のワイン】漫画「神の雫」や、星付きレストランでのおすすめ、またワインの評価誌などでご存知の方も多い、シャトー・ムーラン・オーラロック。そんなムーラン・オーラロックこそ、ボルドーの農家シャトーの代表です...
06/05/2025

【ボルドーワインの最高峰を超える、別次元のワイン】

漫画「神の雫」や、星付きレストランでのおすすめ、またワインの評価誌などでご存知の方も多い、シャトー・ムーラン・オーラロック。
そんなムーラン・オーラロックこそ、ボルドーの農家シャトーの代表です。

ボルドーの商取引に反旗を翻し、偉大なワイン(グランヴァン)造りにこだわる、小さな家族経営の農家シャトー。
長年ご愛顧頂いているお客様には、「エルヴェさんのワイン」で親しまれています。

出会いは今から30年ほど前、ボルドーの有名ワイン産地・サンテミリオンやポムロールに近いのに、無名な村であった「フロンサック」に素晴らしいワインがあると聞き、訪れたのがきっかけです。

シャトーと言っても、いわゆる観光用の大手シャトーとは違い、ティスティングルームもない、畑の前に醸造所とご自宅があるだけ。
でも、葡萄栽培から醸造まで一貫して行う「農家シャトー」は、これが当たり前なのです。

価格がどんどん跳ね上がっていくネゴシアン(新酒を買い取り、熟成させてから高値で販売するワイン商)を通じて取引するボルドーの商習慣に疑問を持っていた、先代のジャン・ノエル・エルヴェさん。

実際に飲んで下さるお客様にワインを販売する、カビスト(酒屋)やレストランのソムリエに、年代物のワインでも高い価格を付けることなく、直接ワインを販売していました。
つまり、ワインを大切に扱い、その先のお客様の顔が見える商売をしていない所には卸さないのです。

ヨーロッパワイン評価誌「vinum」でペトリュスやオーゾンヌ(数十万~100万円以上も)と同等評価を得るようなワインなので、取引を希望するところは多いのですが、
「なかなか手に入らない…」
と嘆く小売も多い、頑固でこだわりのある商売。

さらに、エルヴェさんは、自分のシャトーだけでなく、栽培や醸造技術を多くの仲間に共有し、フロンサックの品質向上委員会の会長として地域のワインの品質向上にも尽力してきました。

ヴィノスやまざき買付隊長・種本祐子が初めて現地を訪問した時、ヴィノスやまざきの「お客様の声を大切にする」という方針を聞いて、「貴方たちが来るのを待っていた。」と、どこにも販売せずセラーで熟成していた年代物を卸して下さりました。

その後、ヴィノスやまざきの静岡本店を訪れ、磯自慢等を育てた先代の山崎巽と意気投合。
まるで、兄弟のように同じ考え方で仕事を行っていた山崎巽を尊敬し、「なかなか卸してくれない」ことで有名な、ムーラン・オーラロックはヴィノスやまざきの格となるワインになったのです。
⇒ブログにつづく

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【シャンパーニュ通が唸った、本格スパークリングワイン】シャンパーニュ(シャンパン)は、泡の入ったお酒の代名詞ではありません。フランス・シャンパーニュ地方で、厳格な規定と製法で造られるスパークリングワインの1つです。瓶内二次発酵という一度発酵...
05/05/2025

【シャンパーニュ通が唸った、本格スパークリングワイン】

シャンパーニュ(シャンパン)は、泡の入ったお酒の代名詞ではありません。
フランス・シャンパーニュ地方で、厳格な規定と製法で造られるスパークリングワインの1つです。
瓶内二次発酵という一度発酵させたワインを、瓶の中で再発酵し、瓶の中で長期にわたる熟成期間が定められています。何と熟成期間は最低15カ月。

シャンパーニュは一つの年の葡萄だけでなく、複数年の葡萄を使うことが法的に許可されていますが、特別に良い年の葡萄のみで造られた「ヴィンテージ・シャンパン(年号を表記するシャンパン)」は、何と36カ月以上熟成しなくてはいけません。
   
長期にわたり熟成すると、ワインの澱がたまってくるので、少しずつ斜め逆さまにしたボトルを動かし、澱を瓶の入口に集め「澱抜き」もします。
澱抜きで目減りした分だけリキュールを足し、味わいの調整(Brut辛口、Sec甘口等)をします。
つまり、とても時間がかかり、さらにその厳しい法律により定められた条件を満たすものだけが、シャンパーニュと呼ぶことができるのです。

フランスの他の地域のスパークリングワインや、他の国のスパークリングワインとは一線を博しているシャンパーニュ。
フランスの歴史の中でも国王の戴冠式やロイヤルファミリーの晩餐会から、F1やスポーツの表彰式でのシャンパン・シャワーまで、「高級」で「熟成感があり」、「クリーミーな泡立ち」のシャンパーニュは、他のスパークリングワインには代えられない存在だ…と、ワインマニアの友人達が言います。

その中でも、筋金入りのシャンパーニュ・マニア、仮名H氏は、ほとんどの有名メゾンのヴィンテージ・シャンパンを飲んでいるため、私が言う
「ワインは産地ではない、人」
という、私の主張を認めようとしませんでした。

シャンパーニュだけは他とは違う。
何回飲んでも、「クリーミーさが違う」「熟成感が違う」と、言うのです。

そんなH氏のコメントを受け止めながらも、
「手頃な価格で、シャンパンに負けないスパークリングを探したい」
と、今から25年ほど前に、スペイン・ペネデスの家族経営のカヴァ(シャンパーニュ方式で造られるスパークリングワイン)の生産者と出会いました。
⇒ブログに続く

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【ボルドーの農家シャトーは格付けを超える!? 】ボルドーはフランスを、世界を代表するワインの産地。1855年パリ万博の時にメドック地区の1~5級が格付けされ、世界のワイン生産者の目標となりました。オークション等にも登場し、年代物が数百万で落...
29/04/2025

【ボルドーの農家シャトーは格付けを超える!? 】

ボルドーはフランスを、世界を代表するワインの産地。
1855年パリ万博の時にメドック地区の1~5級が格付けされ、世界のワイン生産者の目標となりました。
オークション等にも登場し、年代物が数百万で落札されるボルドーワインのイメージは、まさに"高級ワイン"でした。

そんな格付けワインよりもブラインドテイスティングなどで過去には高い点数を獲得したこともある、レイニャックやシャトー・ムーラン・オーラロックを探し育ててきたヴィノスやまざき。
その面白さに魅かれて、私保坂はワインの専門商社ではなく、ヴィノスやまざきのワインの世界に飛び込みました。

フランス語は苦手ということもあり、新大陸ワインの買い付けを主に行ってきた私。
「保坂君、たまにはフランス行ってきなさい。新大陸を回ったからこそわかるフランスの世界もあるよ。」
と、昨年店長たちを引き連れ、フランスに行かせて頂きました。

その買付では、ボルドーで「農家シャトーを回る」というミッションがありました。
安定的に売れてはいるけれど、華々しい広告等は見かけない、ヴィノスのロングセラーのシャトーたちです。

そんな農家シャトーの中でも、最も「農家」だと思った蔵元の一つが、シャトー・パンシーユです。
ボルドーの美味しい白を探していた時に、シャトー・ムーラン・オーラロックの当主エルヴェさんから10年前に紹介を受けた蔵元です。

シャトーというと、華やかなティスティングルームをイメージしますが、パンシーユは田舎のお爺ちゃんの家に帰ってきたような農家。
実は、シラット家はフランス革命の時から、樽職人、船大工、ワイン醸造、と、長年、職人仕事をしてきました。
20世紀初頭には、農家としてすでに畑からぶどうを収穫し、造ったワインを貯蔵するためのセラーが設けられていたそうです。

ポムロールやフロンサック村にほど近い、川岸の地に彼らのぶどう畑はあります。
当主のパスカルさんが毎日丁寧に畑の手入れをしていて、パスカルさんの手は真っ黒でした。

畑での栽培から、醸造まで、すべて自分自身の手で行う、これが「農家シャトー」のすごいところなのです。
自然に配慮しているとか、HVEの認証取っているとか、そんなことを一言もアピールしてこないのですが、ずっと昔から自然農法でやってきており、それが当たり前のようです。
⇒ブログに続く

生産者との想いを繋ぐ、蔵直ワイン専門店 ヴィノスやまざき。

※画像が反映されないので再投稿させていただきます。【私のボルドー最高峰の赤ワイン】「ボルドーの最高峰のワインは何だと思いますか?」先日、ある方から質問を受けました。フランス・ボルドー地方は世界屈指のワイン産地。土壌・気候と共に恵まれ、長い歴...
29/04/2025

※画像が反映されないので再投稿させていただきます。

【私のボルドー最高峰の赤ワイン】
「ボルドーの最高峰のワインは何だと思いますか?」
先日、ある方から質問を受けました。

フランス・ボルドー地方は世界屈指のワイン産地。
土壌・気候と共に恵まれ、長い歴史の中で、世界のワイン生産地が目指すワインが数多く造られてきました。
王室晩餐会や小説、映画の中でも語られ、ボルドーワインの知識は知っておくと役立つことが多いかもしれません。

ボルドーを流れるジロンド河口と、その支川であるガロンヌ川とドルドーニュ川が恵まれた土壌を造り上げ、高品質なワインに大きな影響を与えています。

「右岸」と呼ばれるのは、北部のドルドーニュ川右岸の地域。
最も有名なのは、シャトー・ペトリュス、シャトー・オーゾンヌ、シャトー・シュヴァル・ブラン等のメルロー品種のワインたち。
右岸のワインは格付けはされていませんが、左岸の格付けシャトー以上の価格で取引されています。

「左岸」とは、ガロンヌ川左岸の地域全般を指し、特に1855年のパリ万博の時に1級から5級まで格付けされた「格付けワイン」が有名、特に1級のシャトー・マルゴー、シャトー・ラトゥール、シャトー・ラフィット・ロートシルト、シャトー・ムートン・ロートシルト、そしてシャトー・オーゾンヌは世界的な「ブランドワイン」でもあるのです。

そんな右岸と左岸の間の、格付けされていない土壌に目を付けたのが、実業家のイブ・ヴァテロ氏。
右岸と左岸の良いところを両方ワイン造りに生かせると、親友の世界的醸造の第一人者であるミシェル・ロラン氏と共に畑を購入し、栽培環境のために湖まで作り、新しい醸造技術も取り入れて、「レイニャック」を生み出しました。

そんなレイニャックは、ブラインドテイスティングで5大シャトー以上の評価を得る など、ワインジャーナリストからも高い評価を獲得。
最初は「お金持ちの道楽?」と思っていた私も、ヴァテロ氏の情熱を認めざるを得ない位、人気のワインとなりました。
そんなレイニャックですので、ボルドー最高峰のワインはレイニャックなのでは!?なんて思われる方もいるかもしれないのですが、そんなレイニャックを超えるとてつもないワインがあるのです。

そのワインは、「バルチュス」。
ヴァテロさんは、レイニャックをここまで育てるのに人生をかけてやってきた、本当に凄いビジネスマンです。
そんなヴァテロさんは、一方で、家族を心から大切にする一家の主でもあります。

ビジネスでは何度も厳しい話し合いをしたこともありましたが、商談の後、ご家族との会食になると、とにかく別人のように柔らかな表情になります。
ちょうど、レイニャックが話題になり始めた時に、3番目のお子さん、バルタザール君が生まれ、ヴァテロさんはそれを機にファミリーワインを造ろうと考えました。
⇒ブログに続く

生産者との想いを繋ぐ、蔵直ワイン専門店 ヴィノスやまざき。

【日常的に飲むなら…もう一つのレイニャック】レイニャックはボルドーの人気シャトーのワインでありながら、あえて「シャトー」という言葉をラベルから外したワイン。蔵元の名前は「シャトー・ド・レイニャック」ですのが、その当主のイヴ・バテロさんが、ボ...
25/04/2025

【日常的に飲むなら…もう一つのレイニャック】

レイニャックはボルドーの人気シャトーのワインでありながら、あえて「シャトー」という言葉をラベルから外したワイン。

蔵元の名前は「シャトー・ド・レイニャック」ですのが、その当主のイヴ・バテロさんが、ボルドーの既存の商習慣から飛び出して造ったスーパーワインが、「レイニャック」なのです。

シャトー・ラフィット・ロートシルトなど1級グランヴァンを超える評価を得たこともある、世界クラスのグランヴァン(格付けワインレベルのワイン)です。

が、実はこの蔵元のスタンダードワインは、シャトー・ド・レイニャック。
ヴィノスやまざきでは、「シャトー・ド・レイニャック 赤ラベル」として販売しています。

ラベルの上を良く見てみると…
レイニャックのほうは、「グランヴァン」
シャトー・ド・レイニャックのほうは「シャトー」
と、小さな文字で書かれています。

こちらのシャトー・ド・レイニャック、あまりPRはしてこなかったのですが、実はレイニャックに負けず劣らずの素晴らしいワインなのです。
    
その秘密は…
続きはブログをご覧ください。

生産者との想いを繋ぐ、蔵直ワイン専門店 ヴィノスやまざき。

住所

有楽町2丁目7番1号
Chiyoda-ku, Tokyo
420-0034

電話番号

0120-740-790

ウェブサイト

アラート

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