ヴィナイオータ

ヴィナイオータ 茨城県つくば市の豊かな自然の中に居を構える、イタリアワイン“ほぼ”?

..■新着案内■ 7月その1 ②【イル カヴァッリーノ(サウロ マウレ)】アンジョリーノ率いるラ ビアンカーラを筆頭とするヴェネト州の造り手たちと彼らが造る低価格帯のワインがなかったら、ヴィナイオータはどうなっていたのだろう??などと考える...
11/07/2025

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■新着案内■ 7月その1 ②

【イル カヴァッリーノ(サウロ マウレ)】
アンジョリーノ率いるラ ビアンカーラを筆頭とするヴェネト州の造り手たちと彼らが造る低価格帯のワインがなかったら、ヴィナイオータはどうなっていたのだろう??などと考えると、暑い最中でも寒気しかしないオータなわけですが、今回はイル カヴァッリーノのガルガーネガ&ドゥレッラで造る微発泡性白ズガス2023と丘陵地の高樹齢ガルガーネガで造る白プリ2023が再入荷しました!

タイ ロッソで造る赤マイ タイ2019も残り僅かとなったので、2020をリリースします!軽やかでサクサクな2019に対し、2020は果実味豊かではあるのですが、飲み心地は軽やか~。

【ボルガッタ】
今年で御年88歳(!)のエミーリオが奥さんと一緒に営むボルガッタからは、ドルチェットで造るワイン、ラ ミッラの2019,2018が再入荷しました!2019&2018どちらとも素晴らしい状態になっています!2018は、セラーに残っていたごく少量をいただいたものです。2019が終わり次第、一緒に届いた2020をリリースします!バルベーラで造るラ ボルガッタ2019もよろしくお願いします!

【レ ボンチエ】
トスカーナのレ ボンチエからは、チンクエの2022ヴィンテージが届きました。とても暑かった年という事もあり、濃密な果実を備えたワインとなっています。酸も穏やかなので、もうすでに十分に楽しんでいただける状態かと!絶賛販売中のトップキュヴェ、レ トラーメの2019と2020も是非!

*インスタグラム掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

..■新着案内■ 7月その1①【パオロ ベア(ジャンピエロ ベア)】 まずはパオロ ベア&ジャンピエロ ベア!欠品していました4ワイン(2ヴィンテージ同時リリースのものもあり、計6種)をリリース、詳細は下記の通りです。まずはパオロ ベア名義...
10/07/2025

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■新着案内■ 7月その1①

【パオロ ベア(ジャンピエロ ベア)】
まずはパオロ ベア&ジャンピエロ ベア!欠品していました4ワイン(2ヴィンテージ同時リリースのものもあり、計6種)をリリース、詳細は下記の通りです。

まずはパオロ ベア名義のワインから…
サンタ キアーラ2019:
グレケット、マルヴァジーア、ガルガーネガ、シャルドネ、ソーヴィニョンを混醸して造るワイン。味わいの構成としてはしっかりしていますが、野暮ったさとは無縁の飲み心地を備えています。今回は、ビックリするほどの本数が入荷しておりますので、ジャンジャカ使っていただけますと幸いです!!

アルボレウス2018:
トレーヴィ郊外のクリトゥンノ川流域にある高樹齢のトレッビアーノ スポレティーノで造るワイン。もともと(少なくとも500年以上前…)は沼地だった所を畑としたこと(=川の水位と畑の間に高低差がない)や、限りある平地の畑を有効活用するべく採用されたのがヴィーテ マリタータ(直訳すると“結婚したブドウ樹”の意)と呼ばれる栽培方法。生きている樹木をブドウ樹の添え木として利用した、エトルリア人が3000年以上前に採用していたと言われる手法。畝と畝の間も株と株の間も、通常のブドウ畑では考えられないほど広く取られていて、麦などの作物も栽培されていたことが窺い知れる畑となっています。ブドウ樹をしっかりとした樹木に這わせることで、ブドウの房が生るところを高く設定し、川の水位と変わらないところにある畑でも湿気や遅霜などの被害を受けづらい状況に。未だ元気なブドウ樹で、好条件に恵まれたヴィンテージだと、1本の樹から50-60kgのブドウが獲れることもあるそう。ただ、川に近いことや一株当たりの収穫量が多いこともあり、ブドウの糖分はそれほど上がらない…。もちろん、この栽培方法が広く普及していた当時は、現代ほど凝縮感やテンションを備えたワインが求められていたわけではないと思うのですが、とはいえアルコール度数の低さが起因して、極端に保存性が低くなるというのも困りもの…。そんな状況の中生まれたのが、普通に醸造したワインに干しブドウを加えて再醗酵を促すという、アルボレウスに採用されている醸造方法。アルボレウスは、収穫したブドウの約95%を皮ごとの状態で約1か月間醸し醗酵を施したのちに圧搾、残りの5%のブドウは陰干しをし、収穫翌年の2月頃に干しあがったブドウをワインに投入し、約1年間干しブドウを漬け込んだ状態で二次醗酵&初期段階の熟成をさせ、干しブドウを圧搾後さらに2年ほど熟成させてからボトリングしたもの。2018は、干しブドウ由来の蠱惑的な甘い香りが前面に出た色気のあるワインです。
(2枚目の写真はアルボレウスの畑のヴィーテ マリタータ)

ジャンピエロ ベア名義のワインですが、
ラピデウス2020:
アルボレウスに使われているブドウが獲れる畑にも近い区画に植わる樹齢50-60年のトレッビアーノ スポレティーノで造るワイン。アルボレウスの畑で採用されているヴィーテ マリタータが、ワインが命を繋ぐための食品の一つだった時代の栽培方法なのに対し、ラピデウス用の畑はブドウだけが植わる現代のブドウ栽培に則ったもの。アルボレウスの畑よりは川から離れていることや栽培方法の違いにより、より凝縮したブドウになるからか、ラピデウスには干しブドウを添加しての2次醗酵は行っていません。ベアからは2年ぶりの入荷となり、今回は2020ヴィンテージが届きました!
(3枚目の写真はラピデウスの畑)

コティディエ2020&2021:
アルボレウス、ラピデウス用の区画の近くにある、サグランティーノとトレッビアーノスポレティーノが植わる区画のブドウで造るワイン。丘陵地であるモンテファルコで獲れるサグランティーノは、糖分、色素、タンニンなどあらゆる点において濃厚なものとなりますが、トレーヴィ郊外の川沿いの低地で獲れるサグランティーノは典雅なものに…。このあたりの農家は自家用ワインとしてサグランティーノとトレッビアーノ スポレティーノを混醸したものを日常的に飲んでいたそうで、そんな伝統へのオマージュ的なワインが、ラテン語で“毎日”や“日常”を指すコティディエになります。お値段は全然日常的ではありませんが(笑)、飲んでいただければ、お料理にせよ気分にせよTPOを全く選ばないワインであることはご納得いただけると思います!こちらも2020と2021の同時リリースとなります。

*インスタグラム掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

..■新着案内■ 6月その3 ②そしてここからはネッビオーロの絨毯爆撃です!【コンティ】まずはウルトラマイナーなDOCGボーカの造り手コンティのボーカ2020が届きました!涼やかな雰囲気のあった2018,2019と比べると、2020には熱量...
04/07/2025

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■新着案内■ 6月その3 ②

そしてここからはネッビオーロの絨毯爆撃です!

【コンティ】
まずはウルトラマイナーなDOCGボーカの造り手コンティのボーカ2020が届きました!涼やかな雰囲気のあった2018,2019と比べると、2020には熱量を感じていただけると思います。

【バルトロ マスカレッロ】
お次はバルトロ マスカレッロ!バローロは2020、バルベーラとフレイザは2022、そしてドルチェットは2023が届いています。

どうでもよい話ですが、去年バローロ生産地域内の村、モンフォルテ ダルバで開催されるジャズ フェスティバルにわが心の師匠上原ひろみちゃんが出るという事で見に行ったのですが、フェスティバルの協賛各社の中にバルトロ マスカレッロやジュゼッペ リナルディの名前があったのには、嬉しかったです!故ジュゼッペ リナルディの娘マルタ(現当主)がスタッフとして働いていたのにもビックリ!あ、どうでもよい話の中の余談になりますが、コンサート後の打ち上げに向かう師匠とばったり会いまして、みんなで一緒に写真を撮ったのもオータ的にあがる出来事でした…。

【アッコマッソ】
ネッビオーロ爆弾の最後はアッコマッソです!齢90歳を超え、頭は相変わらず冴え冴えなのですが、畑を歩くことはままならなくなったロレンツォ。今はちょっと遠い親戚の息子ロレンツォが中心になって畑作業からセラー仕事まで行っているようです。そんなアッコマッソからは、2017&2018ヴィンテージのバローロが届いています。こうやって皆さんにご紹介し続けられていることもさることながら、ある程度まとまった本数が準備できそうな時に、オータの事を思い出して電話してくれることが何よりも嬉しいです!

*インスタグラム掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

..■新着案内■ 6月その3 ①【ステーファノ レニャーニ】ステーファノ レニャーニからは、買いブドウのトレッビアーノ&マルヴァジーアで造られるワイン、バンブー ロード2023が再入荷です!それなりな本数が届いていますが、低価格帯の白ワイン...
03/07/2025

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■新着案内■ 6月その3 ①
【ステーファノ レニャーニ】

ステーファノ レニャーニからは、買いブドウのトレッビアーノ&マルヴァジーアで造られるワイン、バンブー ロード2023が再入荷です!それなりな本数が届いていますが、低価格帯の白ワインが手薄な昨今のヴィナイオータですので、早々になくなると思われます!

【カミッロ ドナーティ】

Mr.微発泡カミッロ ドナーティからは、欠品していたトレッビアーノ フリッザンテ2023、ソーヴィニョン フリッザンテ2023、ゾエ マルヴァジーア ドルチェ フリッザンテ2023が再々入荷です!2022、2023は比較的収量に恵まれたということもあり、ボトル等の値上がりがある状況下でもカミッロは価格を据え置いてくれています。ですので、皆さんジャンジャン飲んじゃってください!



【ラ カラブレッタ】

シチリアはエトナのラ カラブレッタからは、ロザート2022が再々々入荷、そして複数ヴィンテージのネレッロをブレンドして造るワイン、カラ カラ ロッソL.CLR30が届きました!今回のCLR30ですが、2022のいろいろな区画のネレッロを主体に、2015ヴィンテージのカルデラーラ ソッターナとアッレグラコーレという区画のネレッロをブレンドしたものになります。

*インスタグラム掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

..【イタリア出張 スタッフレポート】みなさん、こんにちは!今回社長のイタリア出張に同行させていただいたスタッフ中林です。イタリアで見てきたこと、感じたことを少しずつレポートしていきます😉🇮🇹この度のイタリア出張にてワインはさることながらオ...
01/07/2025

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【イタリア出張 スタッフレポート】
みなさん、こんにちは!今回社長のイタリア出張に同行させていただいたスタッフ中林です。イタリアで見てきたこと、感じたことを少しずつレポートしていきます😉🇮🇹

この度のイタリア出張にてワインはさることながらオリーヴオイルの消費量にはびっくりさせられました!食卓には必ずオイルがありますし、パンに付けたり、お料理にもふんだん使われていたり、お皿に盛った後にさらに追いオイルしたり。庭にはブドウの樹と共にオリーヴの樹が当たり前に植わっていて、収穫後はすぐに搾油所に持ち込みオイルにしてもらうそうで (収穫時期は24時間稼働しているらしい!)、イタリア人にとってなくてはならない、とても身近な調味料であることが分かります。

驚かれるかもしれませんが、オリーヴオイルは和食にも寄り添ってくれる万能アイテムなのです。サラダで使うのが定番かと思いますが、お手軽なものですと冷奴をお塩とオイルで、おひたしの仕上げに垂らすのもおすすめです◎シンプルですがグリル野菜やお豆はオイルとお塩だけでぐっと美味しさがアップしますよ!

少しハードルは上がるような気はしますが、実は「卵・お酢・オイル・塩コショウ」で手作りマヨネーズがとても簡単にできてしまうので、是非一度はお気に入りの油で試していただきたいです。フレッシュでふわふわ~、もう市販のものに戻れなくなってしまいます!実際に作ってみると使用する油の量には結構びっくりします…、なので安心して使える油で作るに越したことはないかと😌

健康にもよいと言われているオリーヴオイルですが、オレイン酸が多く含まれており、悪玉コレステロールを抑制してくれる効果があるそう。体内でもオレイン酸は生成されますが、食事からの摂取も推奨されています🌱

弊社では日常使いし易い250ml~750mlのものから、大容量でお得な3L缶や5L缶などを取り扱っております。産地によって味わいも異なるので、是非この機会のお手に取っていただき、お気に入りのオリーヴオイルを見つけてもらえれば幸いです✨(中林)

..皆様いつもヴィナイオータのワインをご愛飲いただき、ありがとうございます。7月は東京 原宿のStop the Season in the Sun(ストップ ザ シーズン イン ザ サン)さまをお借りしての開催が決定いたしました!今回は会場...
27/06/2025

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皆様

いつもヴィナイオータのワインをご愛飲いただき、ありがとうございます。

7月は東京 原宿のStop the Season in the Sun(ストップ ザ シーズン イン ザ サン)さまをお借りしての開催が決定いたしました!

今回は会場が広いこともあり、開催方法を少し変更して実施いたします。開催時間は11:00~15:00(14:30最終入場)となりますので、ご都合のよろしいお時間でお越しいただければと思います。

8月はお盆休みなどの都合もあるため、月イチ試飲会はお休みさせていただきます。次回は9月の開催を予定しております。

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【業務店様向け試飲会詳細】

◆東京「月イチ試飲会」7月の部

お申込みフォーム
プロフィール欄よりお申し込み下さい

日時:2025年7月28日(月)

開催時間:11:00~15:00(最終入場14:30)
ご都合のよろしいお時間にお越しください。

場所:Stop the Season in the Sun(ストップ ザ シーズン イン ザ サン)
東京都渋谷区神宮前1-14-21 バルビゾン80 2F


試飲テーマ:新着ワイン / スタッフの推し!五月女ver!!
食品もお持ちします。
試飲アイテム数:約25種

参加費:1,000円(税込) ※お支払いは当日現金でお願いいたします。
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試飲会に関してのお問い合わせはすべてヴィナイオータまでお願いいたします。
会場であるストップ ザ シーズン イン ザ サンさまへはお問合せ無きようお願いいたします。

(メールアドレス:[email protected]
担当スタッフ:豊田、五月女、中林

..【かわら版 ~瀧編 その壱~】メルマガをご覧の皆さま、初めまして!2025年4月に入社いたしました身長186cmの超大型新人(物理)、瀧久幸と申します!入社当時は倉庫業務、現在は受注チームにて全力投球しておりまして、電話対応などもさせて...
26/06/2025

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【かわら版 ~瀧編 その壱~】

メルマガをご覧の皆さま、初めまして!2025年4月に入社いたしました身長186cmの超大型新人(物理)、瀧久幸と申します!入社当時は倉庫業務、現在は受注チームにて全力投球しておりまして、電話対応などもさせていただく機会がぐんと増えてきました。チャンスがあれば外に飛び出し皆様とお話させていただきたく思っております。
(詳しい自己紹介は弊社ホームページへ:https://vinaiota.com/luigi-tecce/15145)

今回わたくしが紹介したいワインはルイージ テッチェのタウラージ リゼルヴァ プーロ サングエ2014 です。

倉庫業務をしている最中、たった一度見ただけなのに、頭の中に残り続ける謎のキラキラの記憶…その時は手に取って箱に詰めただけでしたので、どなたのワインだったかは覚えていませんでした。その後、かわら版制作にあたりワインを選ぶ際、「あれしかない!」と思いキラキラの記憶を頼りに倉庫を探しまわると…見つけました。そして、キラキラの記憶の理由がわかりました。金!エチケットでこんなに金色を見たのは初めて!そして青との美しいコントラスト!お金もかかるであろうこだわったラベル、作り手はさぞかし硬派な芯を持ったお洒落さんなのかと。最初はラベルの素敵さに惹かれただけでしたが、調べてみると造り手のルイージ テッチェという方、なかなかに面白い人で、社長曰く「アーティスティックで唯我独尊な完璧主義」でブドウ農家の四代目ですが、当初のお仕事はなんと騎手!そこからワインの造りへ転身とはなんとも異色の経歴。2022年のオッティマーナに来日された際は、スーツケース4つにジャケットとボルサリーノ帽をパンパンに詰めてこられたとか(やっぱりお洒落さんでした!)。

さて、プーロ サングエを飲んでみて、わたくしの頭の少ない引き出しをひっくり返しながら、一般的な表現をするなら、開けたては甘い樽香、カシスや乾燥イチジクのような香りで、味はタンニンと酸のバランスが良くミネラルと果実味豊かで力強い印象を受けました。開けたてからこちらに寄り添ってくれる外交的な面を持ちつつ、まだまだ熟成の可能性を持ち合わせた、今飲んでも熟成を待ってもよいワイン、といったところでしょうか?

こんなわたくしでも強く感じたのは、非常に真面目なワインと造り手という印象です。真面目といっても、堅苦しいほうではなく、超ド級のおしゃれさんなテッチェ的に言うと、サヴィルロウ仕立ての鎧のようなスーツではなく、ナポリ仕立てのマニカ カミーチャ(雨降り袖)のアンコンジャケットとでも言うべきでしょうか?神は細部に宿るとよく言いますが、着る人の着心地を第一に考えてパット使用を最小限で立体的に仕上げるために一針一針丁寧に縫われた雨降袖のように、テクニックではなくブドウの木と土地のことを第一に考えた細部までの丁寧な仕事を想像します。

プーロ サングエに使われるブドウは、テッチェ自らが土地を開墾し植樹したものが植えられています。コルドーネ スペロナートといわれる、腕枝を水平に伸ばした仕立てで植えられており、この仕立ては、木に太陽の光が当たりやすく、風通しがよいこと、木の成長後の誘因作業がなく剪定が行いやすいことが特徴とのこと。テッチェは、トラクターでの耕作と凝縮したブドウづくりのためにこの仕立てにしたようです。豊かな果実味を感じる裏には、完熟までの時間が非常に長いアリアーニコを、標高も高く冷涼なためさらに熟すのが遅い中、完熟を辛抱強く待ち、見極め、収穫することを徹底したテッチェの姿を感じます。また、裏ラベルに書かれた真面目さを超えた覚悟のような、培養酵母の使用・酵素の使用・乳酸菌の使用・タンニンの追加・除酸・清澄・濾過・アラビアガム、すべて“NO”の表記には、「ワインは醸造ではなく農の現場から生まれ考えなければならない」というテッチェの考えを表しているのかと。“NO”の数々は醸造的テクニックに捕らわれず、6世紀頃から存在が確認されている歴史あるアリアーニコというブドウと、それを育むヴェスヴィオ火山の恩恵を受けたパテルノーポリの地そのものを表現するという思いが詰まっているのではないかと、私は考えます。

ワインだけでももちろん良いのですが、やはり料理と合わせることで楽しみが広がるもの。このワインに合わせるならサシ入り牛肉ステーキ…もいいと思いますがピッツァ大好きわたくし的おすすめはピッツァ「コンドル」! プーロ サングエならコンドルに乗る、スモークモッツァレラの香りにも負けず、チーマ ディ ラーパの苦みともマッチし、サルシッチャの脂を程よく和らげてくれるはず。最高の組み合わせですね!

書きながらお腹が空いてきたのでここらへんでおしまいにします!それでは!

【かわら版 瀧の飲んでもらいたいワイン!!】
銘柄:Taurasi Riserva Puro Sangue 2014 / タウラージ リゼルヴァ プーロ サングエ
造り手:Luigi Tecce / ルイージ テッチェ
地域:カンパーニア
希望小売価格 (税抜) :7,300円

..■新着案内■ 6月その46月後半に出荷予定のワインが載ったコンテナーの到着が遅れ、入庫および出荷を予定していたトラックがガラガラになってしまうかも?という恐ろしい知らせが…。弊社の台所事情的にもこのまま指を咥えて待つわけにもいかず、、と...
25/06/2025

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■新着案内■ 6月その4

6月後半に出荷予定のワインが載ったコンテナーの到着が遅れ、入庫および出荷を予定していたトラックがガラガラになってしまうかも?という恐ろしい知らせが…。

弊社の台所事情的にもこのまま指を咥えて待つわけにもいかず、、というわけで、こういう時のために(?)売らずに取って置いたカーゼ コリーニのワインをリリースします!本当は涼しくなる秋口まで待ってリリースする予定でいたのですが、どうかお察しのほどを。

【カーゼ コリーニ】

ブリッコ2021:ワイナリーから最も近いところにある、故ロレンツォ コリーノがマイナー土着品種から国際的なものまで様々な品種を試験栽培していた区画。歯抜けがとても多かったのですが、グイードが進めていた植樹が実を結び、まとまった量が収穫できるように。ネッビオーロの割合が増え、力強さとエレガンスが混在するワインになったように思います。

チェンティン2020:ネッビオーロが大半を占めるのですが、酒躯を強くすべく少量のバルベーラ(バルラの)で“補正”を施したワイン。

バルラ2020:故ロレンツォにとって、もっとも思い入れの強い畑がこのバルラ。主に1920年代に植樹されたバルベーラを植わる区画。

当然のことながら、どのワインも寝かせたら寝かせただけ芳醇かつ豊潤なワインになることが約束されているわけですが、現段階でも十分に楽しんでいただける味わいかと!でも、できることなら、寝かせてください(笑)。

*弊社では完売しております。予めご了承ください。

..■新着案内■ 6月食品今回はアリアンナとデ フェルモのオイル&皆さまお待ちかねのトロプフルタルホフのリンゴジュースのご案内です。 アリアンナ オッキピンティのオイル(パンタレイのみ、ゲータは買い逃しました…byしゃちょう)とデ フェルモ...
20/06/2025

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■新着案内■ 6月食品

今回はアリアンナとデ フェルモのオイル&皆さまお待ちかねのトロプフルタルホフのリンゴジュースのご案内です。



アリアンナ オッキピンティのオイル(パンタレイのみ、ゲータは買い逃しました…byしゃちょう)とデ フェルモのオイルが届きました!量当たりの単価を抑えるべく、缶やパウチなど大き目なサイズのものも入れてみました。良質なオリーヴオイルなくして、上質なイタリア料理などありえません!是非!

【アリアンナ オッキピンティ】
パンタレイに関しては定番の500ml瓶入りのものだけでなく、初めてパウチ型なるものをオーダーしてみました。バックインボックスのようにコックが付いているので移し替えも楽ですし、何より酸化が防げるのも嬉しいポイント。オイルの量り売りを考えているというお客様の声もありましたので、これはピッタリなアイテムになること間違いなしかと!

シチリア東部で栽培されているトンダ イブレアを使用しており、キアラモンテグルフィの樹齢数百年にもなるオリーヴで造っています。スパイシーで青さもありつつもフルーティーなのでファンも多くいらっしゃるオイルです。トンダ イブレアというオリーヴにはアリアンナ自身がとても思い入れがありヴィットーリアでワイン造りを始めた頃に出会った品種なんだとか。オリーヴの収穫とオイルの圧搾は秋の終わりを告げる風物詩として、アリアンナがとても大切にしているイベントの1つで毎年出来上がりを楽しみにしているそう。

【デ フェルモ】
デ フェルモのオイルですが2024年は収量に恵まれなかったようですが、日本に届けてくれました!ドリッタをメインに様々な土着品種を混ぜており、今回のロットは色もいつもより濃い緑色、青い香りなどはほとんどなく、どちらかというと苦味と辛味がしっかりあります。「ネクターのような雰囲気も感じるような仕上がり」とのこと。さらにステーファノからは「僕らの愛を絞ってボトリングしたよ!」となんとも彼らしいチャーミングなコメントが!



【トロプフルタルホフ】
そしてトロプフルタルホフからは、オータ家の子どもたち大絶賛の絶品リンゴジュースも届いています。過剰な施肥を行っていないからか、身体への沁み込み方がハンパないジュースです!アルト アディジェの特産品としてワイン同様に、実はリンゴも有名でリンゴとブドウ畑の栽培場所を標高で分けることによって、限られた土地での農業政策が成功している自治体としても注目されているんだそう。飲食店様でのソフトドリンクメニューとしてオンリストしていただいています。香りも良くするするとした飲み心地であっという間に1本飲み切ってしまうストレートジュース。まだの方も是非一度、お試しください!

*インスタグラム掲載時には完売している商品がございます。予めご了承ください。

..■新着案内■ 6月その2 ② 【アリアンナ オッキピンティ】シチリアのアリアンナ オッキピンティからは、欠品していたフラッパート&ネーロ ダーヴォラで造るトップキュベ、チェラズオーロ ディ ヴィットーリア グロッテ アルテの新ヴィンテー...
19/06/2025

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■新着案内■ 6月その2 ②

【アリアンナ オッキピンティ】
シチリアのアリアンナ オッキピンティからは、欠品していたフラッパート&ネーロ ダーヴォラで造るトップキュベ、チェラズオーロ ディ ヴィットーリア グロッテ アルテの新ヴィンテージ2020と、シチリアを代表する蒸留所ジョーヴィで蒸留された2023年産フラッパートのヴィナッチャから造られるグラッパが届きました!併せて、前ヴィンテージが終了ないし終了間近ということで、イル フラッパート2022(エネルギッシュ)、シッカーニョ2021(フレッシュ)、フラッパートのクリュシリーズであるヴィーノ ディ コントラーダ2020(軽やか~)をリリースします!

【テスタロンガ】
リグーリア州はドルチェアックアの造り手 テスタロンガからは、2023ヴィンテージのワインが届きました!ヴェルメンティーノで造るビアンコは、相変わらず少ない本数しか届いていないのですが、ロッセーゼはそれなりな量が届きました!ビアンコ、ロッセーゼのどちらも、リリース直後でも十分に美味しいですが、何年か置いておいたらとっても素敵なことになりますし、それこそ10年くらい置いていただけたら、大化けすることをお約束します!2016年に初めて彼らのところに訪問した際に飲ませてもらったロッセーゼ1973の素晴らしかったことと言ったら!

【デ フェルモ】
アブルッツォのキラキラ家族デ フェルモが、今やフランスでも見かけなくなった古いクローンのシャルドネで造るワイン、ラウネギルド新ヴィーテージ、2022が届きました。

*インスタグラム掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

..■新着案内■ 6月その2 ① 【バランコ オスクーロ】スペイン、アンダルシア地方のバランコ オスクーロからも新ヴィンテージのワインが色々届きました!初回入荷時のリアクションが良かったこともあり、2回目&3回目は調子に乗って仕入れてみたの...
18/06/2025

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■新着案内■ 6月その2 ①

【バランコ オスクーロ】
スペイン、アンダルシア地方のバランコ オスクーロからも新ヴィンテージのワインが色々届きました!初回入荷時のリアクションが良かったこともあり、2回目&3回目は調子に乗って仕入れてみたのですが、ビックリするほど動きがゆっくりになってしまいました…。酸化防止剤完全無添加とはいえ大半のワインは落ち着いていますし、味わい的にも唯一無二の光を放っていると思うのですが…。あと、フランスやイタリアのワインと比べると、スペインワインは訴求力の部分で及ばないものがあることも感じ始めており…。ですが、中身に力があれば、時間が解決してくれるはず!というわけで、今回も一切ビビることなくしっかり仕入れてきました(笑)。
届いたワインですが、下記の通りとなります。

エンサヨ デ ブルブハス リゼルヴァ2013:土着品種ヴィヒリエガで造るスパークリングワイン。普通に完熟した状態のヴィヒリエガを完全醗酵させてそれをベースのワインとし、そこに遅摘みしたヴィヒリエガのモストを添加してボトリング、瓶内2次醗酵を促す。今回届いたレゼルヴァは、恐らく去年デゴルジュマンされたもの。つまり、11年もの間シュールリーの状態で熟成させていたことに…。それでこの価格はとても良心的かと!
ウベ デ ヴァレンズエラ2022:自社畑のヴィヒリエガで造るスティルの白。ワイン名の最初のV(スペイン語でウベ)は、当然のことながらヴィヒリエガのV。伝統的にはブドウ栽培&ワイン醸造が行われてこなかった地域かのように、彼らのワイナリー&畑があるゾーンには原産地呼称がありません。原産地呼称がないこと自体は彼ら自身もそれほど重くとらえてはいないと思うのですが、原産地呼称がないことで、生産地域(地方)、ブドウ品種、ヴィンテージというワインにとって3大情報をラベルに表記することが叶わず…。このウベ デ ヴァレンズエラのラベルには、この不条理なワイン法に対する前当主マヌエルの抗議のメッセージが色濃く反映しています。ラベルに大きく描かれているVの下には、英語で“自由!”“永遠に!”と、そして右側には、「マヌエル ヴァレンズエラは、1983年に土着品種である“V”の復活/復興をはじめることにした」という文章、そしてラベル下部には「(生長が)旺盛な、(収量的に)寛大、(原産地呼称的に)不適合者、(病害虫に)耐性がある、不屈の、並外れた、素晴らしい、土着」とヴィヒリエガを礼賛するマヌエル…(笑)。
カルドノアイ2022:シャルドネ100%。Cardo no hayはスペイン語で“お出汁はない”の意。品種名を記載できないので、シャルドネのスペルに限りなく近いスペイン語の単語を無理やりワインの名前に(笑)。
リング リング2022:リースリング(笑)。
レドネーロ2022:ガルナッチャ ブランカ100%のワイン。Ledonerはカタルーニャ語でガルナッチャ ブランカを指すそう。
サルモニド2022:ピノ ノワールで造るサーモンピンク色のロゼワイン。
エル ピノ ロホ2022:“赤い松”という名のピノノワールで造る赤。ネグロ(ノワール)ではなく、ロホ(ルージュ)とすることで少し曖昧にしようとする試みが…(笑)。
アウトクトナ2022:赤の土着品種、ティント ヴェラスコで造るワイン。ティント ヴェラスコは、完熟すると果皮だけでなく果梗まで赤くなるブドウ。果肉やヴィヒリエガ同様にこの辺りの土着品種なのに品種名を名乗ることができない苛立ちをアウトクトナ(“土着の”の意)に込めているのかと。現当主ロレンツォは、彼らが栽培している数多くの品種の中で、このティント ヴェラスコに最も可能性を感じていると来日時に話していました。
ガルナータ2022:ガルナッチャ100%。セロ ラス モンハスを除くワインの赤ワインの蔵出し価格は軒並み一緒だったのですが、今回からガルナータだけ少々他のワインよりも高くなりました。実際オータも、前ヴィンテージの2021の赤の中でもガルナータが頭一つ抜けていると思っていただけに納得。
ザラブPX(ぺ エキス)2017:遅摘みしたペドロヒメネスで造る甘口ワイン。熟成中にはウイヤージュも酒精強化も行わずに酸化的な熟成を施し、他のワインと同じく酸化防止剤完全無添加でボトリング。現代マルサーラに対するデ バルトリ的アンチテーゼがヴェッキオ サンペーリなら、このワインは現代シェリーに対するバランコ オスクーロなりのメッセージという事になるのかと。
今回リリース分を加えると、合計で26種類ものワインがあることに!カンティーナ ジャルディーノに続き、インポーター泣かせな造り手ですね…。実はこれらのワイン以外にも、あまりにも少量生産過ぎて日本に届かないワインが何種類かあるという噂も…(汗)。

*インスタグラム掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

住所

Tsukuba-shi, Ibaraki

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