10/09/2026
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【ヴィナイオッティマーナ2026 来日造り手紹介 ピリオド1 ⑥】
⑥Paolo Bea / パオロ ベア
(イタリア / ウンブリア州)
造り手:ジャンピエロ ベア
パオロ ベアのワインは、輸入を始めて2つ目のコンテナーで届いたと記憶していますので、彼らとの付き合いはなんと27年!最初に入ってきたサグランティーノが1995ヴィンテージで、今現在ヴィナイオータ的現行は2012…。皆さん、何かが変だと思いませんか?そうなんです、27年のあいだに17ヴィンテージ(2002年がないので、実質16)しか届いていないのです!
ベアが今現在販売しているヴィンテージは2017ですから、弊社が5年遅れを取ってしまっている(2013&2014ヴィンテージが存在しないので、実質3ヴィンテージの遅れで済んでいるのが、不幸中の幸い…)とはいえ、なんにせよベアは時間をかけてワインのリリースを5年遅らせる事にしたのです。
実際サグランティーノという品種は、その膨大なタンニンの角が取れるようになるまでには長い時間が必要。ですから、新セラーが完成した2007ヴィンテージからは、サグランティーノ パリアーロ&チェッレーテのステンレスタンク&樽での熟成期間を5年、そしてボトリング後も4年寝かせてからリリースすることに。
9年後にリリースさせるという事は、セラーには9ヴィンテージ分のワインがあるという事で、その分スペースや樽などが必要に…。1年弱でボトリング&リリースさせる造り手とは、まさに桁違いの設備投資が必要になり、その結果としてワインもそれなりの価格に…。
もちろんオータ自身は、ベアのワインにはちゃんと価格に見合ったテンションがあると思っていますが、20年以上扱ってきても未だに1アイテム年間数百本(=生産量の数%)売るのが難しい…。そんな日本の状況に対して、ベアから苛立ちや杞憂、焦燥感などなど感じたことが一度もないどころか、オータが連絡が遅くて1ヴィンテージ飛ばされちゃったことも…(笑)。加えて、母国イタリアでもベアのワインを見つけるのは非常に困難。ではベアのワインはどこで飲まれているのか?そう、2026年9月現在とても変な人が大統領を務めているあの国でして、生産量の実に7~8割に当たる本数が彼の地に行っている…。変な話、ほんの少し前までいくらあっても困らないと言った状態だったようで、ベアとしては、「別に売り困っているわけでもないし、きっとヒサトも日本で頑張ってくれているのだろうから…」くらいに思っていたのかもしれません。なのですが、今年に入って彼らから来たオファーは、去年の3倍に当たる量がっ!去年仕入れた本数でさえ1年で捌けていないのに、どう頑張ったって3倍もの本数を買えるわけがない…。オータにこんなオファーが来るという事は、間違いなく彼の国で何かしらの問題が起こっているという事。あらゆるモノコトのコスト上昇、終わりの見えない円安、そしてスエズ運河をコンテナー船が通れない状況のせいでワインが届くまでに時間がかかったりといった、直接的なものだけでなく、間接的にも迷惑を被ることになるとは…。これ以上書き進めると、某大統領の悪口を言わないわけにはいかなくなるのでこれくらいにします(笑)。
3倍の本数をオータにオファーしてくるくらいですから、ベア的にもそれなりにシリアスな状況なのだと想像しまして、だったら日本に来て沢山の人にベアのワインのステキさを知ってもらおうよ!ということで、今回オッティマーナに招待した次第です…。
ジャンピエロもヴィナイオータも初心に返ると言いますか、改めて気愛を入れてベアのワインを紹介していく所存ですので、是非ともつくば&鳥取の会場までお越しくださいね~!
※造り手紹介について
vinaiottimana2026公式サイト内(https://vinaiota.com/event/)のリンクからもご覧いただけます。造り手名をタップして、ぜひチェックしてみてください。
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#パオロベア