エノテカビアンキ

  • Home
  • エノテカビアンキ

エノテカビアンキ イタリアワインを専門に扱う業務酒販店。
レストランには欠かせない定番ワインからレアものまで、700を超えるイタリアワインを常備。

.~ 想いは今に受け継がれ ~ルーピをご存知だろうか?僕は知らなかったが、僕より年上の人が何人か知っていた。その一人、ジュンジーノの八島シェフは言った。「知ってるもなにも、リグーリアいうたらルーピしかあらへん時代やったから」そうおっしゃる八...
02/08/2025

.
~ 想いは今に受け継がれ ~
ルーピをご存知だろうか?
僕は知らなかったが、僕より年上の人が何人か知っていた。
その一人、ジュンジーノの八島シェフは言った。
「知ってるもなにも、リグーリアいうたらルーピしかあらへん時代やったから」
そうおっしゃる八島シェフのお店で過日、ルーピのオーナー二人と食事を楽しんだ。
ルーピのオーナーは写真のふたり。
左がジョルジョ、そして右がマルコだ。
二人はいとこで生粋のリグーリアっ子。ペックアグリという農業会社を経営している。
ペックアグリとは?
というところから説明すると、
リグーリア西部に拠点を置く農業会社。
ペックアグリ(PEQ Agri)
Passione(情熱)
Eccellente(スゲーよ)
Qualita'(品質)
Agri(農業)
要するに、農業が好きだーっていう人たちの集まり(笑)
パンフレットにそれが溢れてるね✨
農業に関わる全て、野菜やオリーブオイル、酪農、養蜂、養鶏などなど。そのひとつに、ワインがある。
また、ヴィーニャマーレというリストランテも経営していて(なんとミシュラン2つ星)、
そのリストランテで使う食材は全てペックアグリが供給している。
つまり、人間の本来の姿である自給自足の生活を高いレベルで今に実現している会社なのだ。
そして、ルーピのこと。
トンマーゾ・ルーピによって興された、地元のブドウを大切にするカンティーナ。
最初、兄と共にエノテカを開業し、主にピエモンテからバルクワインを仕入れ販売していた。
軌道に乗っていよいよリグーリアのワイン販売を考えたが、当時の西リグーリアでは質を追求するプロフェッショナルな栽培農家がいなかったので、自身でブドウ栽培を開始すべく、カンティーナ・ルーピを創設した。
とはいえ、質の高い栽培技術と醸造技術を持ち合わせていない。
その技術を持った場所を模索した末、彼は一旦地元を離れ、ピエモンテとヴェネトへと向かった。
醸造技術における激動の変革期だったこの時代、ワインの品質向上を目指すにはレベルの高い専門家に任せるべきと考え、多くの優良なカンティーナや醸造家との絆を深めるに至った。
かのルイジ・ヴェロネッリともこの時期に親交を深め、ルーピの醸造はドナート・ラナーティに依頼することとなった。
一緒に食事していたマルコは、僕がドナート・ラナーティのことを知っていることがたいそう嬉しそうだった。
ドナート・ラナーティ。その名を知らない人でも、
キアンティ・クラッシコのイゾーレ・エ・オレーナ。
チロのリブランディ。
ファロのパラーリ。
アルトアディジェのコルテレンツィオなどの銘醸を知らない人はいないだろう。
ドナート・ラナーティはイタリアワインの品質が急激に上昇した時代の、縁の下の力持ち。
そんな彼が、リグーリアで手掛けたのがルーピなのです。
もうひとつ、トンマーゾが地元に必要と感じたものがある。
それは、他のエリアにはあるが地元になかった、農業協同組合のような存在だ。
彼はリグーリアの美しい土地、土壌や気候、ユニークなテロワールを表現すべく、ブドウ栽培農家たちとのネットワーク構築に注力し、いちカンティーナから農業企業へと昇華させたのだ。
1980年代には、100人ものブドウ栽培農家が彼らのプレス機を使ってブドウが絞られている。
それらのブレない行動は彼が亡くなった今も語り継がれ、彼は地元の英雄となっている。
つまりはリグーリアにおける品質向上の先駆者なのです。
八島さんの冒頭の言葉が頷けますね。
トンマーゾには、後継ぎがなかった。
歴史ある偉大な造り手を廃業から守るべく手を差し伸べたのが、彼と志を同じくするペックアグリだ。
ルーピは、今も昔と変わらない信条でもってワインを造り続けている。
八島さんがルーピを扱い続けていらっしゃるのは、ノスタルジーだけではありますまい。
そして、先のフーデックス大阪で出展していた彼らを訪ねたお客さんから、
「メチャ美味しい!」ってすぐさまオーダーが入るくらい、説得力ありありなのも、大いに頷けるのです。

八島さんはそんなルーピのために、特別にコースを考えて下さった。
とりわけ、彼らのヴェルメンティーノとピガートには、
タリアテッレ・セモラ 甲殻類 花びら茸
アコウ鯛 バジリコ ウニ
この2皿が超絶よく合った✨
ルーピのワインを大昔から知っているからこその、アッビナメント・ペルフェット。
八島さん、貴重な体験をありがとうございました✨
そして農業大好き!なマルコとジョルジョ。
そしてそして!この楽しい時間を創ってくれた仙石の吉岡さん、深山さんも、ありがとね✨
#エノテカビアンキ
#イタリアワイン
#ルーピ
#カンティーナルーピ
#リグーリア
#ヴェルメンティーノ
#ピガート
#ロッセーゼ
#ペックアグリ








~ アルゴンガス、取扱い開始しました ~検証を重ねた結果、アルゴンガス・スプレー缶を扱うことになりました。アルゴンは、空気中に含まれる無害の不活性ガスで、酸素や窒素よりも重いため、少量の使用で液面を覆い酸素を遮断する。調べたらそう書いてある...
01/08/2025

~ アルゴンガス、取扱い開始しました ~
検証を重ねた結果、アルゴンガス・スプレー缶を扱うことになりました。
アルゴンは、空気中に含まれる無害の不活性ガスで、酸素や窒素よりも重いため、少量の使用で液面を覆い酸素を遮断する。
調べたらそう書いてある。
せやけど疑り深い僕は、「ホンマか?目に見えへんし」
なんて思ったもんやから、やってみた(笑)
ワインはシチリアのエトナ・ロッソ2022。
このワインを選んだ理由は主に三つ。
1.誰もが知っているカテゴリーであること。
2.味わいに繊細さとヴォリュームを併せ持っていること。
3.価格がリーズナブルでグラスで使用される頻度が高いこと。
2本のうち一つはアルゴンガスを使用、プルテックスで栓(アルゴンありと表記)。
もう一つは何も加えずコルクを使用(アルゴンなしと表記)。
時間は全て同じ、18:30から試飲を開始した。
それでは検証、いってみよー✨
1日目(開けたて)
明るい香り、味わいに若干の苦みを伴う。舌触りが滑らか、明るくフレッシュな果実味を有する。
2本の違いは当然ながら、ない。
2日目(ボトル残り4分の3)
アルゴンあり
1日目とほぼ変わらない香味。
タンニンが少し柔らかくなった。フレッシュでみずみずしい。
アルゴンなし
香りはこちらの方がよく立つ。
グリップが出た。そのため飲み応えがある。
こちらの方が美味しい。
3日目(ボトル残り2分の1)
アルゴンあり
若々しさをキープ。香りに落ちつきがある。
ベリー系の味わいに少しグリップが加わった。
2日目の「なし」に似る。そして、大きくなった。
みずみずしさをキープ。
アルゴンなし
2日目から香りに大きな変化はないが、味わいに少しエグみが加わる。
その結果、よりグリップが強くなった。
4日目試飲せず、
5日目(ボトル残り4分の1)
アルゴンあり
フレッシュな香りをキープ。開けたてと比べると少し酸を感じる。
グリップは感じるがエグみではない。
スケールが大きくなった。
飲み比べると、よりフレッシュさがキープされているのがわかる。
結論。
アルゴンガス使用により、ワインはフレッシュさをキープして、<熟成>した。
アルゴンなし
香りが少ない。よりグリップがありエグみをはっきりと感じる。
結論。
時間経過により、落ちた。
現場ではこのような検証は難しいかもしれないから、社内で確認し全員一致で<有効>と判断した。
1回1秒のスプレーで150回使用できる。日本製。
フレッシュな味わいをキープすることにおいて、自信をもってお勧めします✨
間もなくお手元に届くワインリストの表紙に載ってますねん✨
総論。
エエ勉強になりました~✨
#エノテカビアンキ
#イタリアワイン
#アルゴンガス
#検証
#フレッシュ
#キープ
#エトナロッソ
#ムルゴ





.~ 夏にも飲みたいエレガンテ ~6月最後に会った造り手は、ヴェネト州ヴァルポリチェッラから、<ニコリス>のジュゼッペとソフィアの父娘。ゆっくりとランチしながら、じっくり話を伺った。父ジュゼッペが中心となって、息子アンジェロが6年前に、そし...
02/07/2025

.
~ 夏にも飲みたいエレガンテ ~
6月最後に会った造り手は、ヴェネト州ヴァルポリチェッラから、<ニコリス>のジュゼッペとソフィアの父娘。
ゆっくりとランチしながら、じっくり話を伺った。
父ジュゼッペが中心となって、息子アンジェロが6年前に、そして妹ソフィアが2年前にカンティーナに加わり、家族で切り盛りするワイナリー。
現在アマローネの市場は、昔ながらのパワフルなスタイル、そしてそれとは対極的なエレガントスタイルに二分されるが、ニコリスはその中間をゆく。
実はこの昼食会の少し前、彼らの造るヴァルポリチェッラ・クラッシコをテイスティングした。
明るい色あい、華やかな香り、フレッシュなプラムのような味わい。美味し~い✨
そして最も印象的だったのは、明るい色あいながらも、<紳士的>としてもよいくらいの男性的エレガンスが漂っていたことだ。
その意見をジュゼッペに伝えると、「せや」って返ってきた(笑)
ジュゼッペのいう<中間>とは、そういうスタイルなのだ。
彼らの造るワイン、その紳士的エレガンスを表現するために、インポーターの代表であるダリオは、最高のレストランを選んだ。
谷町6丁目<ルアイ>。極上のランチ会場だ。
お店の名物である美しい前菜は、ヴァルポリチェッラの明るい香味をさらに引き立てる。
そして牛肉ラグーのプリモピアットにはリパッソを、
セコンドピアットの鹿の炭火焼きには、アマローネとアマローネ・リゼルヴァを。
季節を考えて少し冷やし気味にサーヴなされるあたりはやはり流石で、
彼らが伝えたいコンセプトを余すことなく発揮されたのです。
上質なランチ会だった。
そして特筆すべきは、彼らの造る5つのワイン全てをしっかり飲んでいながらも、酔っ払わなかったこと。
ワインは、アルコール度数だけで強さをはかるものではないと改めて感じた。
だってここのアマローネ、リゼルヴァに至っては16%あるもの。
極めて飲み心地の良いワインたち。
エレガンスを備えた男性的力強さという難しいスタイルを保つことが大事。
カンティーナでアンジェロとソフィアに常々伝えていること、
兄妹はそれを、父の背中を見ながらちゃんと受け継いでいるようだ。
Grazie mille Giuseppe e Sofia✨
二人にとって初の大阪。夏の楽しい想い出になったなら、嬉しいわぁ✨
そしてダリオとユーコさんも、ありがとね✨
戻ってからもちゃんと仕事しましたよ(笑)
~おまけ~
父娘と会えた記念にと、ふたりにメッセージを書いてもらったんだけど、
ソフィアの美しい筆記体に惚れ惚れしながらも、
ジュゼッペが書いたのを訳してもらうべくダリオに渡したら、達筆すぎて読まれへん🤣
ソフィアに渡しても、読まれへん🤣🤣
じゃー本人に渡して、、ん?読まれへん🤣🤣🤣🤣🤣
そんなおチャメな父娘でした~✨
#エノテカビアンキ
#イタリアワイン
#ニコリス
#ヴァルポリチェッラ
#アマローネ
#ヴェローナ
#紳士的ワイン
#紳士的ヴァルポリチェッラ
#エレガンテ








.先週も!造り手いっぱいの一週間✨モンキエロの数日後にはモンタルチーノから、バンフィのパオロ・ファッシーナさんが来日、京都のワインバー、エンメの村尾さんとの対談形式のセミナーが催された。3年前のランチ&セミナーに参加させて頂いた時にバンフィ...
17/06/2025

.
先週も!造り手いっぱいの一週間✨
モンキエロの数日後にはモンタルチーノから、バンフィのパオロ・ファッシーナさんが来日、京都のワインバー、エンメの村尾さんとの対談形式のセミナーが催された。
3年前のランチ&セミナーに参加させて頂いた時にバンフィのすごさを痛感し感激し、そこからバンフィを扱い始めた。
この日も、嬉しい驚きの連続だった。
セミナー冒頭、村尾さんはご自身の経験を話された。
赤ワインをボトルで、とリクエストされたお客様におすすめを3つ提案した。一番のおすすめにバンフィのブルネッロを推したところ、
「いや、バンフィはいらない」
と言われたそうだ。
未だに何故そう言われたのか謎だが、想像はできる。
ある程度イタリアワインを知っている人ならば、バンフィは大手であることを知っている。
断られたのは、そこではないかと。
かくいう僕も昔はそうだった。
ブログにも書いたのでよければご参考に。→ https://www.facebook.com/search/posts?q=%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A3&filters=eyJycF9hdXRob3I6MCI6IntcIm5hbWVcIjpcImF1dGhvcl9tZVwiLFwiYXJnc1wiOlwiXCJ9In0%3D
その感覚は大阪弁の<ベタ>といったところか。
では果たして、バンフィはベタなのか。
1970年代、アメリカでイタリアワイン輸入販売において既に大きな業績を誇っていたマリアーニ家は、祖国イタリアでのワイン造りを模索すべく、エツィオ・リヴェッラ博士(後にイタリア人初の国際醸造家協会会長に就任)をバンフィ社初代社長兼エノロゴに任命、ワイン造りの場所選定に乗り出す。
一方で、一部の愛好家からブルネッロの需要が出始めた時期と重なり、優良生産者のひとり、ポッジョ・アッレ・ムーラのワイン輸入を始めた。
流通が軌道に乗りはじめた1977年、ポッジョ・アッレ・ムーラのオーナーは自らの高齢と後継者不在を理由にマリアーニ家へワイナリーの売却を持ちかける。
こうして1978年、モンタルチーノ南西地区にバンフィが設立された。
すでにすごい人物とテロワールを手にしている中、バンフィはサンジョヴェーゼのクローン選別に着手した。
気候と土壌を考慮して、600ものクローンから実に17年(!)掛けて、15にまで絞り込み、最終的に3つのクローンを選別した。
時間も手間もお金も、いっぱいかけた。
つまりは、通常協会などが協力して進めるプロジェクトをたった一社で研究し、成果を出している。
ここからがバンフィの更にすごいところだが、
それら貴重な情報を独占せず、なんと他の造り手と共有した。
モンタルチーノの質の向上、みんなが団結することで更に上を目指すことを考え、実行した。
ベタという言葉で、片付けられようか?
今のブルネッロの品質と名声に大きく貢献したバンフィはもっと賞賛されるべきだし、もっと評価されるべきと思う。
この事実を知ってほしい。そして大手にイメージしがちな偏見を捨ててほしい。
偏見がなくなれば、機会は必ず訪れる。
その嬉しい驚きを、体感してほしい。
昔の自分が感じた喜びを。
他にも目から鱗がいっぱい✨
でもまずは、これを伝えたかった。
バンフィはモンタルチーノの今を知るに最適な造り手。
パオロさんはこうも言った。
「良いヴィンテージを言われる年なら、贔屓のブルネッロを買うといい。
でも良くないヴィンテージなら、バンフィを」
サラッと笑い話にしていたが自信に満ちあふれた言葉だった。
バンフィは正に、そういう造り手なんだなと、納得のセミナーだった。
ありがとうパオロさんそして素晴らしい通訳のマッカランさん😁
そして!
素晴らしい説明と進行をして下さった村尾さんに、感謝!
#エノテカビアンキ
#イタリアワイン
#バンフィ
#モンタルチーノ
#ポッジョアッレムーラ
#ブルネッロディモンタルチーノ






.今週も!造り手がいっぱいの一週間✨ピエモンテはロエーロから、モンキエロ・カルボーネのフランチェスコが来日。神戸で食事を共にした。モンキエロ・カルボーネのルーツはフランチェスコからするとひいばあちゃんであるクロティルデさんから始まる。191...
17/06/2025

.
今週も!
造り手がいっぱいの一週間✨
ピエモンテはロエーロから、モンキエロ・カルボーネのフランチェスコが来日。
神戸で食事を共にした。
モンキエロ・カルボーネのルーツはフランチェスコからするとひいばあちゃんであるクロティルデさんから始まる。1918年のことだ。
地元で宿とレストランを経営していた彼女はレストランで売るためのワインを造るため畑を購入、ワインを醸造しはじめた。
器用なクロティルデさんはワイン造りもウマくて、たちまち評判になった。
そんな彼女が購入してブドウづくりを始めた畑が、かの<モン・ビローネ>
モンキエロ家の最も大切な畑だ。
そんな歴史のあるモンキエロ・カルボーネ。
現当主のフランチェスコ・モンキエロは今やロエーロ協会の会長も務めるほどの権力者でもある。
その夜はメーカーズディナーということもあり難しい話はなく、フランチェスコの造るワインとお料理を楽しむ会となった。
会場はピエモンテ料理専門店?ではなくローマ料理✨
オステリア・カリメロさん。
「ピエモンテのワインもローマの料理も、特徴的でとても個性の強いものが多い。だから紋屋のアッビナメントは完璧だと思うよ!カンパイ✨」
とフランチェスコの挨拶からディナーが始まった。
そんなわけで難しい話は無しにして、お料理の紹介~✨
1.オルトラーナ 兵庫県産のお野菜 モルタデッラ
イタリア野菜アグレッティ、ナス、じゃが芋、ブロッコリー、ほうれん草、空豆、赤ピーマン、ホンマにオルトラーナ(菜園風)ですな✨
クミンの風味がほのかに感じられ食欲増し増し~✨

2.コッパロマーナ ミルク仔牛タン ブルスケッタ
神戸ポークのほほ、肩、ミミガーの煮凝り、低温調理の牛タン&ペコリーノロマーノのブルスケッタ✨

3.はもんみなかみ おいCベリー リコッタ
リコッタは自家製✨群馬県のプロシュットを、超薄切りが可能な手動のスライサーを使っての切りたての生ハム!最高ですねん✨

このあたりからメモがほとんどなくなってるな😅
タカシーノ発動ですwあとはメニューのみスンマセン。

4.ポルペッテ 淡路経産牛 ミント
すごくミントが香るポルペッテ✨

5.スコッタディート 仔羊 インカのめざめ サマートリュフ
<熱すぎる指>という名の料理。インカのめざめはトリュフオイルを絡ませて✨

6.アマトリチャーナ

オーナーシェフの仲村さんは以前、「レストランはハラパン(お腹パンパンの意)になってこそ」と言っていたのを思い出した。
身も心も腹パンになりましたー🤣
せやけど仲村さん、楽しそうに仕事しはるわぁ✨
楽しそうに作る人のお料理は、間違いなく美味しい。
フランチェスコに再会したのは実に10年ぶり。
大阪市内のレストランで撮った写真をプリントして彼に渡したらすごく喜んでくれて、
「そうだ!10年前と同じポーズで写真撮ろう!」
って言いだして撮ったのが最初の写真✨
撮った画像を見てフランチェスコは、
「キミたち(川頭さんととぐっちー)は変わった。写真の時は若かったねぇ!
ボクたち(フランチェスコとオレ)は、変わってないね!頭が🤣」
写真のお陰で一気に距離が縮まった✨
あ、頭が同じやからか🤣
仲村さん、児島さん、スタッフのみなさま、並びに川頭さん、渡久地さん!
そしてフランチェスコ!
Grazie mille✨
楽しい楽しい神戸の夜でした✨
#エノテカビアンキ
#イタリアワイン
#モンキエロカルボーネ
#ロエーロ
#フランチェスコ
#ピエモンテワイン
#ローマ料理
#アッビナメントペルフェット
#アルネイズ
#ネッビオーロ









.先々週は盛りだくさんのスケジュール✨その4.三日間開催された<大阪プロセッコストリート>の中日、土曜日の夜は、モンタルチーノから<コル・ドルチャ>の御曹司、サンティアゴとパオラが来阪✨谷町ルアイさんで夕食をご一緒した。サンティアゴは初の日...
17/06/2025

.
先々週は盛りだくさんのスケジュール✨その4.
三日間開催された<大阪プロセッコストリート>の中日、土曜日の夜は、モンタルチーノから<コル・ドルチャ>の御曹司、サンティアゴとパオラが来阪✨
谷町ルアイさんで夕食をご一緒した。
サンティアゴは初の日本。しかしパオラは20年前に、一度会っている。
それを憶えていて、
「旧友に再会したようで嬉しいわ」と言ってくれた。
御曹司の名は、サンティアゴ・マローネ・チンザノという。
そう、ヴェルモットで有名な、あのチンザノ家だ。
現在はヴェルモットとしてのチンザノは大手へ売却、その財産を全てコル・ドルチャにつぎ込んだ。
それだけの想いがあるからコル・ドルチャのワインたちには全て、味わいに優しさがある。
温かみとしてもいいかもしれない。
最初の赤であるロッソ・ディ・モンタルチーノは、マグナムだったこともあるが、これブルネッロちゃう!?と思うほどにモンタルチーノらしさが表現されていて、その味わいには余裕が感じられた。
ところで、今や誰もが知るこのロッソ・ディ・モンタルチーノだが、このワインを創造し最初に造ったのはコル・ドルチャだ。
ファーストヴィンテージは1974年。当時はヴィノ・ダ・ターヴォラとしてのロッソ・ディ・モンタルチーノでリリース。
理由は、ブルネッロの熟成期間の長さとそれに伴う価格。
より身近に日常的にモンタルチーノのサンジョヴェーゼを、というコンセプトだ。
そこから他の造り手もこぞってロッソ・ディ・モンタルチーノを造りはじめ、ファーストヴィンテージから約10年ののち、DOCに昇格したというわけ。
ロッソの、そしてコル・ドルチャの歴史やね✨
ディナーは中盤に差しかかりここから!
コル・ドルチャの真骨頂、ブルネッロの登場✨
ルアイさんのセラーから特別にご用意頂いたバックヴィンテージと共にコース料理を堪能した。
フェットゥッチーネ、牛肉のラグーソースには!
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2019
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2015
モチモチとした食感のパスタにやわらかいラグーがうまく絡む!
そこにナッツのアクセントが入ることで、<歯ごたえ>という楽しい要素が加わって、複雑かつスケールの大きいブルネッロに抜群によく合ったのです✨
特筆すべきは、2015年のまだまだ上向きの熟成具合。
至福でございました✨
そしてセコンドピアット、特選和牛赤身の炭火焼きには!
リゼルヴァ・ポッジョ・アル・ヴェント2016
リゼルヴァ・ポッジョ・アル・ヴェント2012
和牛の柔らかいこと!💕
サンティアゴいわく暑い年だった2012年は、そんなことを感じさせない、そして熟成によりうま~く角が取れた感じ。なにより、エロかった。
こちらもまた上向きの熟成感。どこまで昇ってゆくのか期待せずにはいられない。在庫ないけど🤣
今回サンティアゴが来日した理由は主にふたつ。
ひとつは、グランディマルキ協会のイベントに参加すること。
これは、イタリアを代表する名門ワイナリー18社の協会で、ピオ・チェーザレやマストロベラルディーノ、カデルボスコという錚々たるメンバーの中に、コル・ドルチャも入っているからね。
そしてもうひとつは、新しいワインのお披露目だ。
このワインの誕生には、ポッジョ・アル・ヴェントが大きくかかわっている。
でもその話は入荷した頃に改めて。
今回のお店、ルアイさんというと、名物である美しい前菜の盛り合わせがある。写真は撮ったけれど、載せなかった。
やはりこのお皿は、実際にテーブルの供されて驚きと共に楽しんでほしいものだと感じたから(写真撮るのがヘタって噂もあるけど🤣)
サンティアゴは、若く溌剌としていて背の高い紳士だ。
彼は言った。
「ルアイのお料理からはイタリアへのリスペクトが感じられる。
そしてそれを踏まえて、世界の料理をうまく採り入れている。
まるで色んな土地を旅しているようだね」。
話している彼の表情を見て、最高の賛辞だと感じた。
Grazie mille Santiago✨
初の大阪が楽しい想い出となっていたら、嬉しいなぁ✨
そしてフードライナーのみなさま、ルアイの森田さん、西村さん。
楽しい時間をありがとうございました✨
コル・ドルチャ。
すごい造り手ですわ✨
#エノテカビアンキ
#イタリアワイン
#コルドルチャ
#モンタルチーノ
#ブルネッロディモンタルチーノ
#ブルネッロ
#ポッジョアルヴェント
#エロいワイン
#御曹司
#サンティアゴ







.イタリア共和国記念日レセプションにて、長くイタリアワインの普及に尽力したとして、イタリア農林水産大臣ロッロ・ブリジダ氏から賞を頂きました✨光栄です!精進します!背筋が伸びました!普段は鼻の下が伸びてるけどな🤣FMcocoloのメメさんにも...
17/06/2025

.
イタリア共和国記念日レセプションにて、
長くイタリアワインの普及に尽力したとして、
イタリア農林水産大臣ロッロ・ブリジダ氏から賞を頂きました✨
光栄です!
精進します!
背筋が伸びました!
普段は鼻の下が伸びてるけどな🤣
FMcocoloのメメさんにも、モモコさんにもお会いできましてん💕
#エノテカビアンキ
#イタリアワイン
#農林水産大臣
#賞
#イタリア共和国記念日




.先週は盛りだくさんのスケジュール✨その3.コルデーロのアルベルトと話したあとすぐ、次のアポイントへ向けてオフィスを出た。マルケ州からヴェルディッキオのスペシャリスト、サルタレッリのカテリーナ✨実は彼女とは6年前に食事をご一緒したことがある...
17/06/2025

.
先週は盛りだくさんのスケジュール✨その3.
コルデーロのアルベルトと話したあとすぐ、次のアポイントへ向けてオフィスを出た。
マルケ州からヴェルディッキオのスペシャリスト、サルタレッリのカテリーナ✨
実は彼女とは6年前に食事をご一緒したことがある。
そのときの画像をプリントして彼女に手渡したら、すごく喜んでくれた(手にしてるのがそれね)
そのときの、絵に描いたような<マジメ家族>の肖像には、クスッと笑ってしまうけれど😁
彼女は言う。
(サルタレッリは)
シロワイン、ダケ、
ヴェルディッキオ、ダケ、
アッチャイオ(ステンレスのこと)ダケ。
日本語うまいね✨
そう、カテリーナの家族が造るワインは、3つの「ダケ」がある。
にもかかわらず、6アイテムものワインを造っている。
総面積50ヘクタールだが、畑は様々な場所に点在する。
畑の向きや標高、陽当たりなのでブドウの生育も異なるから、それらを振り分けて異なるスタイルのヴェルディッキオを造る。
例えば、標高の低い畑では早めに収穫して酸度を残し、スプマンテを造ったり、
北向きの陽当たりが悪い、一見条件の良くない畑のヴェルディッキオは、収穫を限界まで(2020年はなんと11月30日に最終収穫!)遅らせることでブドウに貴腐菌が付着し、複雑かつ深みのある味わいへと導く。
カテリーナはこうも言った。
「私たちのブドウ、ヴェルディッキオは食事のためのもの。
だからどんなシーンにも合うようなワインを造ることができるの」
なるほどたしかに、遅摘みしたヴェルディッキオから造られるバルチャーナには赤ワインのような複雑みがあり、お肉を欲するような味わいだ。
カテリーナいわく、フォアグラや鴨、野ウサギにもよく合う。
ヴェルディッキオについてすごく勉強になったひととき。
歴史をさかのぼれば、1470年代のペスト禍にまで言及することができるというから、すごいブドウだね。
近年特に評価が高まっているヴェルディッキオ。
そのスペシャリストとして益々の活躍を期待せずにはいられない。
おっと、カテリーナみたくマジメに締めくくってしもたわ🤣
~ こぼれ話 ~
サルタレッリはもともと地元で高品質なパンを製造・販売するパン職人だったそうな。
そのせいか、とりわけスプマンテには香ばしいイーストのような、パンみたいな香りがほのかに感じる。他のヴェルディッキオにもそんなニュアンスが見え隠れするから、カンティーナのルーツを知っておくと、感じる味わいの数が増すかもね✨
#エノテカビアンキ
#イタリアワイン
#ヴェルディッキオ
#ダケ
#サルタレッリ
#イェージ
#カテリーナ
#マジメ








.先週は盛りだくさんのスケジュール✨その2.木曜日はふたつの造り手と会う約束があった。ピエモンテはラモッラから、コルデーロ・ディ・モンテゼーモロのアルベルト。彼とも2年前に食事を共にした。バローロの造り手として知られるが、今回はとりわけ、ア...
17/06/2025

.
先週は盛りだくさんのスケジュール✨その2.
木曜日はふたつの造り手と会う約束があった。
ピエモンテはラモッラから、
コルデーロ・ディ・モンテゼーモロのアルベルト。
彼とも2年前に食事を共にした。
バローロの造り手として知られるが、今回はとりわけ、アルネイズとドルチェットにスポットを当てたテイスティングとなった。
バローロの造り手だから、ランゲ・アルネイズDOCになるが、DOCGの下、なのではない。スタイルの違いね。
コルデーロのアルネイズは3つのエリアから収穫されたものを使う。
ロエーロ、トレイーゾ、そしてカンティーナ近くのラモッラのものだ。
チェレットやブルーノ・ジャコーザと同じくアルネイズの知名度アップに尽力したコルデーロだから、その品質はホンモノだ。
ラモッラのアルネイズからは、アルコール感と成熟した果実のヴォリュームを、
ロエーロはミネラルとフローラルを。
トレイーゾは香り高きアロマティックさを、それぞれワインに付与する。
そしてそれが如実に味わいへ反映されている。
すごい造り手だ。
すぐさま扱うと決めたのは言うまでもない。
しゃーけどアルベルト、男前やわぁ✨
そして夕方、次の造り手に会うべくオフィスを出たのでした。
つづく✨
#エノテカビアンキ
#イタリアワイン
#コルデーロディモンテゼーモロ
#バローロ
#ラモッラ
#アルネイズ
#ランゲアルネイズ
#造り手来社






.今週は盛りだくさんのスケジュール✨月曜日はラツィオから造り手さん来社!カザーレ・デル・ジリオのリンダ✨彼女と会うのは10年ぶりだ。そしてこの造り手カザーレ・デル・ジリオは、僕がインポーター時代に目をつけてヴィニタリーで初めて商談、輸入にま...
17/06/2025

.
今週は盛りだくさんのスケジュール✨
月曜日はラツィオから造り手さん来社!
カザーレ・デル・ジリオのリンダ✨
彼女と会うのは10年ぶりだ。
そしてこの造り手カザーレ・デル・ジリオは、僕がインポーター時代に目をつけてヴィニタリーで初めて商談、輸入にまで至った最初で最後の造り手なのです。
もう30年も昔の話だけどね。
<良質なヴァラエタルワインを適正な価格で提案する>
という明確なコンセプトのもと、1985年、所有するアグロポンティーノという土地の地質調査が始まった。
(せやけどヴァラエタルワインって単語も時代を反映してるねw)
そして未開拓の地になんと60種類ものブドウを植え、実験ともいえる栽培が始まった。
最初に目覚ましい成果をあげたのが、シラーだった。
適材適所は最も重要で、砂質土壌にはローマの土着ベッローネを、
そして火山性土壌にはその土地を好む同じく土着のチェザネーゼを植えた。
他にもシャルドネやソーヴィニョンはもちろん、プティマンサンや所有する島にはビアンコレッラも植えている。
今回リンダに教わったことはたっくさん✨
短い文章ではとても語り尽くせないので、プロセッコのイベントが終わった落ち着いた時に続きを書きますね✨
#エノテカビアンキ
#イタリアワイン
#カザーレデルジリオ
#リンダ
#ラツィオ
#アグロポンティーノ
#同行営業





Address

大阪市西成区千本北1ー16ー 4

557-0053

Alerts

Be the first to know and let us send you an email when エノテカビアンキ posts news and promotions. Your email address will not be used for any other purpose, and you can unsubscribe at any time.

Contact The Business

Send a message to エノテカビアンキ:

  • Want your business to be the top-listed Convenience Store?

Share